主な会社とサービス名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:34 UTC 版)
日本では、最初に宅配便サービスを開始したヤマト運輸(法人格としては、現在のヤマトホールディングス)の市場占有率が大きく、ヤマト運輸のサービス名「宅急便」と混同されやすいが、宅急便は商標登録されているため、あくまでも一般名称は『宅配便』である。 業界1位 ヤマト運輸「宅急便」「宅急便タイムサービス」 業界2位 佐川急便「飛脚宅配便」「飛脚航空便」 業界3位 日本郵便「ゆうパック」 業界4位 西濃運輸「カンガルーミニ便」「カンガルー通販便」 業界5位 福山通運「フクツー宅配便」「パーセルワン」 その他の大手・中堅宅配便事業者としてトナミ運輸の「パンサー宅配便」、中越運送の「中越宅配便」、第一貨物の「第一貨物宅配便」、新潟運輸の「シルバー宅配便」(日本郵便と提携してシルバーゆうパックに変更)、久留米運送の「宅配便利便」、松岡満運輸の「グリーン宅配便」、三八五流通の「三八五宅配便」、エスラインギフの「つばめ便」、札樽自動車運輸の「スワロー宅配便」などがある。 「ゆうパック」は、郵政民営化に際し、郵便法による小包郵便物から、貨物自動車運送事業法に規定される宅配貨物へ移行され、競争条件が同一化された。 なお2010年(平成22年)7月1日に、当時業界3位であった日本通運の「ペリカン便」が当時業界4位であった郵便事業(現:日本郵便)の「ゆうパック」に統合されている。これに伴い、ペリカン便(JPエクスプレス宅配便)のブランドは消滅し、JPエクスプレスも会社清算された。なお、スーパーペリカン便は、2009年4月以降も日本通運(日通航空)の扱いのままである。 取扱個数の推移年度総数トラック運送トラック運送便名別取扱個数出典1位2位3位平成15年度28億3,446万 28億0,389万 宅急便 10億0,693万 佐川急便 9億2,535万 ペリカン便 3億6,763万 平成16年度28億7,404万 28億4,346万 宅急便 10億5,892万 佐川急便 9億4,323万 ペリカン便 3億4,923万 平成17年度29億4,100万 29億1,030万 宅急便 11億2,470万 佐川急便 9億9,310万 ペリカン便 3億4,124万 平成18年度29億3,919万 29億0,794万 宅急便 10億2,850万 佐川急便 9億9,310万 ペリカン便 3億3,043万 平成19年度32億6,159万 32億2,708万 宅急便 12億3,373万 佐川急便 10億7,852万 ペリカン便 3億3,642万 平成20年度32億1,166万 31億7,749万 宅急便 12億3,053万 飛脚宅配便 10億6,110万 ペリカン便 3億2,786万 平成21年度31億3,694万 31億0,776万 宅急便 12億6,051万 飛脚宅配便 11億2,495万 ゆうパック 2億6,404万 平成22年度32億1,983万 31億9,329万 宅急便 13億4,877万 飛脚宅配便 11億9,404万 ゆうパック 3億4,682万 平成23年度31億3,694万 31億0,776万 宅急便 14億2,361万 飛脚宅配便 12億9,954万 ゆうパック 3億8,330万 平成24年度34億0,096万 33億6,300万 宅急便 14億8,754万 飛脚宅配便 13億5,651万 ゆうパック 3億8,221万 平成25年度36億3,668万 35億9,506万 宅急便 16億6,587万 飛脚宅配便 12億1,878万 ゆうパック 4億2,843万 平成26年度36億1,379万 35億7,008万 宅急便 16億2,204万 飛脚宅配便 11億9,600万 ゆうパック 4億8,504万 平成27年度37億4,493万3千 37億0,446万8千 宅急便 17億3,126万3千 飛脚宅配便 11億9,829万8千 ゆうパック 5億1,302万4千
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