主な乳製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:19 UTC 版)
ヨーグルト - 乳をそのまま発酵させたもの。 クリーム - 乳の乳脂肪分を取り出したもの。加工していない乳を(煮沸消毒後)放置すると上部に溜まるのがクリーム。 チーズ - 乳から固形分を取り出して固めたもの。さらに発酵させたものが一般的である。 バター - クリームから油分を分離させたもの。単にクリームを撹拌することで作られる。保存のために塩分が追加される。 バターミルク - バター製造時に出来る液体のことである。欧米ではスーパーマーケットで買えるほどメジャーな飲料であるが、日本では省令上乳製品にならないため、主にバターミルクパウダーに加工される。 ギー - バターをさらに精製したもの。低温で加熱することによって一部の成分が固まって沈澱するため、それを取り除いて作られる。普通の食糧油と同じように、常温で長期の保存ができる。精製バターとも呼ばれる。バターと違い、塩は加えられていない。 酒 - 発酵(ヨーグルト同様の乳酸発酵である)させたのみの醸造酒はアルコール度が低く、ヨーグルトのように用いられる。蒸留酒は、通常の酒のように飲まれる。モンゴルの馬乳酒(アイラグ。呼び名は地域によって異なる)等がある。中国には「奶醸啤酒」(ナイニャンピージウ)という発泡酒がある。日本では、米とともに発酵させた牛乳焼酎が少量製造されている。 乳脂 - 主に工業原料としての乳脂肪。石鹸の原料などに使われることがある。 カゼイン - 主に工業原料としての乳蛋白成分。栄養剤、安定剤[要曖昧さ回避]、印章の原料などに使われる。
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