主なドラゴン卿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/10 16:45 UTC 版)
アリアカス (Ariakas) 「皇帝」を自称するドラゴン軍の最高指揮官。当初のゲーム用の設定ではクレリック/ファイターだったが、僧侶のドラゴン卿はヴェルミナァルドがすでに登場しているため、小説では黒魔術師とされた。D&D第3版用のデータでは黒魔術師として設定し直されている。ネラーカでキティアラ軍に紛れ込んでいたタニスに殺害される。 キティアラ・ウス=マタール (Kitiara uth Matar) 青竜軍司令官。ブルー・ドラゴンのスカイアを盟友とする人間の女戦士。〈暗黒の女卿〉(レディ)と呼ばれ、ドラゴン卿の序列では第2位。死の騎士ソスを従える。与えられているドラゴンはスカイア。 タカールのルシエン (Lucien of Takar) 黒竜軍司令官。ハーフ・オーガ(人間とオーガの混血)の偉丈夫。ドラゴン卿の序列では第3位。『ドラゴンランス戦記』第六巻で名前が初出。 ヴェルミナァルド (Verminaard) 赤竜軍司令官。パックス・タルカス城砦を居城とした人間の僧侶。ソレースを襲撃したのは彼の配下の軍勢である。捕虜を取ることを認めない残忍な性格。ゲームブック『パックス砦の囚人』ではバーミナードとの表記もある。魔法戦士であり、敵を盲目にする魔法のメイスの魔力を活かして戦う。与えられているドラゴンはエンバー(パイロス)。 サラ・カーン (Salah-Khan) 緑竜軍司令官。人間で砂漠の遊牧民出身。かなり短気。 フェアル・サス (Feal-Thas) 白竜軍司令官。氷壁城を拠点とする闇エルフの黒魔術師。<ウィンターノルン>という特殊能力を持ち、他人の暗き思考を読み取ることができる。白狼のみに心を許す。 フューマスター・トード (Toede, Fewmaster Toede) 落命したヴェルミナァルドの後任として新たに昇格したホブゴブリン。元々はヴェルミナァルドの配下で長官を務めていた。知能は優秀だが、入浴の習慣だけはついに身につけられなかった。戦術・戦略とも前任者にはるかに及ばず、ヴェルミナァルドの配下にあったレッド・ドラゴンからはあからさまに軽蔑され、そういった事情からか与えられているドラゴンは純正のドラゴンではなく、ドラゴンもどきとも言うべき両棲ドラゴン。フェアル・サスの死亡により白竜軍のドラゴン卿に就いた。ケンダーの指導者クローニン・シスルノットの知略にかかって殺される。
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