中小企業診断士
資格区分 |
国家資格 |
【資格概要】
中小企業診断士は、中小企業支援法に基づいて経済産業大臣が登録する資格で、経営コンサルタントの分野では唯一の国家資格です。中小企業の経営課題に対応するための経営診断・助言などを行うのが主な業務内容となります。資格試験では、会計から法律、ITまで企業経営全般にわたる知識が幅広く問われます。資格の有効期限は5年間で、資格を更新するには、座学研修など「新たな知識の補充」と、実務能力の維持」の両方を、資格取得後も継続して実践していく必要があります。
【取得方法】 試験は1次試験と2次試験(筆記と口述)に分かれています。1次試験の受験科目は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、経営法務、経営情報システムなど8科目です。2次試験は1次試験合格者に対して実施され、「中小企業診断及び助言に関する実務の事例」について、筆記試験と口述試験が課されます。なお1次試験に合格し、2次試験で不合格だった場合は、翌年度試験に限り1次試験の受験が免除されるシステムになっています。学習は、2年以内での合格を目指して計画を立てるのがお勧めです。 |
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制限なし。 | |
1次試験1万4400円、2次試験1万7900円 | |
1次試験15.7%、2次試験20.3%(2004年度) | |
1次試験7月下旬または8月上旬、2次試験・筆記10月上旬、 2次試験・口述12月上旬 | |
札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区 | |
社団法人中小企業診断協会試験業務課 〒104-0061 東京都中央区銀座1-14-11銀松ビル 03-3563-0851 http://www.j-smeca.or.jp/ | |
金融機関やコンサルティング会社、企業の企画部門スタッフ、管理職などが代表的な職場・職種です。資格を取得することで、ビジネス全般にわたる知識が得られますから、上記の職場・職種のほかにも、幅広い分野で資格を生かすことができるでしょう。もちろん実力や人脈次第では、コンサルタントとして独立することも可能です。 |
中小企業診断士と同じ種類の言葉
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