中央塔中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 04:01 UTC 版)
日興、日目の弟子によって正応3年(1290年)から延元2年(1337年)の間に創建された各坊である。参道の敷石は昭和36年(1961年)に拡張され現在に至っている。その両脇には富士山の湧き水が流れ、春には参道を覆うように枝垂れ桜が咲き乱れる。 なお、大石寺創建の正応3年(1290年)に創建された塔中坊は、蓮蔵坊、理境坊、久成坊、上蓮坊(後の百貫坊)、寂日坊、少輔坊(後の南之坊)の6ヶ坊であったが、蓮蔵坊は宝永2年(1705年)、第24世日永が再興して学頭寮とした。現在の建物は多宝蔵の北側(中門と法祥園の間)にあり、登山信徒の宿坊としては利用されていない。 番号名称創建年現在の建物の建立年 蓮蔵坊 正応3年(1290年) 昭和56年(1981年)10月 1 浄蓮坊 元弘元年(1331年) 平成19年(2007年)10月24日 2 理境坊 正応3年(1290年) 昭和52年(1977年)3月17日 3 久成坊 正応3年(1290年) 平成19年(2007年)11月15日 4 百貫坊 正応3年(1290年)当初、上蓮坊と称した 平成20年(2008年)12月16日 5 蓮東坊 永仁2年(1294年) 平成19年(2007年)11月15日 6 寂日坊 正応3年(1290年) 昭和59年(1984年)10月10日 7 本住坊 延元2年(1337年) 平成20年(2008年)8月26日 8 観行坊 元応元年(1319年) 平成20年(2008年)8月23日 9 本境坊 元亨元年(1321年) 平成20年(2008年)8月26日 10 蓮成坊 正安元年(1299年) 平成20年(2008年)8月25日 11 了性坊 永仁4年(1296年)当初、蓮仙坊と称した 昭和61年(1986年)7月23日 12 南之坊 正応3年(1290年)当初、少輔坊と称した 平成20年(2008年)8月25日 寂日坊 本住坊 本境坊
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