塔中坊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 04:01 UTC 版)
三門と中門の間の石畳の参道の両側に建ち並ぶ12ヶ坊を中央塔中と呼ぶ(蓮蔵坊を含めることもある)。中門の東側にある法祥園と潤井川に挟まれて南北に並ぶ5ヶ坊が東塔中である(石之坊、雪山坊、蓮葉庵、富士見庵を含めることもある)。最も北にある妙遠坊は御影堂の真東に位置する。中央塔中の西裏の3ヶ坊が西塔中であり、客殿の真南に位置する。 塔中の各坊にも、全国の末寺と同じように、法華講の支部が設置されているが、このうち、理境坊には法華講理境坊支部(古い時代からの法華講中)と理境坊所属妙観講支部が、また、南之坊には法華講南之坊支部(古い時代からの法華講中)と南之坊所属蘇生講支部がある。一方、檀家がいない坊や数所帯のみの坊では支部が結成されていない。
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