下地中分とは? わかりやすく解説

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したじ‐ちゅうぶん〔したヂ‐〕【下地中分】

読み方:したじちゅうぶん

中世年貢土地にかかわる荘園領主地頭との紛争解決一方法。下地折半してお互いに領有認め合うもの。地頭一円領化する契機となった


下地中分

読み方:シタジチュウブン(shitajichuubun)

鎌倉中期南北朝時代年貢公事をめぐる紛争解決方法


下地中分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/15 01:17 UTC 版)

下地中分(したじちゅうぶん)とは、日本の中世に使用された用語で、荘園公領制下の重層的に入り組んだ支配・権利関係の中で、それぞれの主体が一元的に土地を支配すること(一円知行)を目的にして行われた、土地の分割を指し示す用語である。鎌倉時代中期から南北朝時代までを中心に、主に西日本で見られた。


  1. ^ 宮崎肇 著「所務分け」、瀬野精一郎 編『日本荘園史大辞典』吉川弘文館、2003年。ISBN 978-4-642-01338-3 
  2. ^ 『福井県史』通史編2 中世 福井県、1994年。


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