歴史史料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 07:12 UTC 版)
この絵図は代々、松尾神社の神官の一家である東家に伝えられてきた。原本は今も個人蔵となっており、模写本がいくつか存在しているが、東京大学史料編纂所が所有する明治後期に作成された模本は、虫害による損傷と折り目も現品そっくりに写し取ったとされ、歴史教科書などにも鎌倉時代の資料として多く用いられてきた。 湯梨浜町では「東郷荘絵図徹底解説ガイド」を発行して750年余り前の郷里の歴史を考える資料とした。表面の図にはたとえば左の山の下に一宮(倭文神社)が見え、裏面に載せた発行時期の航空写真で位置の目安になり、また橋津川(17世紀)と北条川の河川改修が現在の地形に反映する様子がわかる。
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