ローリー・アンダーソンとの出会い、そして結婚までとは? わかりやすく解説

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ローリー・アンダーソンとの出会い、そして結婚まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 01:29 UTC 版)

ルー・リード」の記事における「ローリー・アンダーソンとの出会い、そして結婚まで」の解説

リード死去の後、妻のローリー・アンダーソンは『ローリング・ストーン』誌に寄稿してリードとの出会い結婚思い出、そして死の瞬間まで語ったローリーリード初め出会ったのは1992年ドイツミュンヘン開催され音楽フェスでの共演の時だった。このフェス企画出演者同士での共演を行うように要請された際、ローリールーに声をかけられ自分バンド演奏合わせてなにか朗読しほしいとリクエストを受け、これがきっかけとなって、まずは知り合いになった語っている。 もともと前衛パフォーマンス・アーティストとして知られていたローリーは、ロックには疎くヴェルヴェット・アンダーグラウンドイギリスバンドだと思い込んでいたという。ローリーリードのことは最初からとて気に入っていたこともあり意気投合その後初めてのデートについて次のように回想している。 「そして、ついにルーの方から、一緒にオーディオ・エンジニアリング協会見本市行かないかという誘いがあったのだ。私はどっちみちいくつもりだったからと答えマイクロフォンブース落ち合うことにした。この見本市最新機材チェックするには最高で最大規模のもので、私たちアンプシールド物色しては、エレクトロニクス・ブースのスタッフといろいろ話し込んで楽しい午後を過ごすことになった。この時点で私はこれが実はデートだったとは思いもよらなかったが、見本市後でコーヒー飲みに行くと、ルーは『これから映画でも観に行かない?』と誘ってきた。もちろん、と私は答えた。するとルーは『それから一緒に夜ご飯でもどう?』と訊いてきた。いいわよ。さらにルーは『食後はさ、散歩もしようか』と続ける。うーん……そして、その先ルーと私が離れることはもうなくなってしまったのだ」 その後2人親友、あるいはソウルメイトとして21年一緒に生活することになったが、2008年結婚することになった経緯を以下のように語っている。「あれは2008年の春のこと、私はカリフォルニア道端歩いていて、自分のこと嫌になってきてルー携帯で話をしていたのだった。『やりたい思ってたのにやれなかったことがたくさんあるの』とわたしはルー話した。 『やりたかったことって?』とルーは訊いてきた。 『だから、結局ドイツ語習えなかったし、物理学べなかったし、結婚もできなかったし』 『それだったら俺たち結婚しない?』とルーは訊いてきた。『俺そっちに向かって半分まで行くから。コロラドまで行くよ。明日とかどう?』 『うーん、ねえ、明日ってちょっといきなり過ぎだとは思わない?』 『ううん、思わないそういうわけで、その翌日私たちコロラド州ボールダー落ち合って土曜日友達の家の裏庭で結婚して私たちいつもの土曜日普段着のままで、おまけに挙式直後に私はライヴ直行しなければならなかったのに、ルーそのことを少しも気にしないでくれた(ミュージシャン同士結婚するのはどこか弁護士同士結婚するのと似ていて、『今日は朝の3時までスタジオで仕事なんだ』と言ってみたり、仕事仕上げるためにそれまで予定全部中止にするようなことになっても、お互いどういうことかよくわかっているし、必ずしもそれで頭に来たりはしないのだ)」。

※この「ローリー・アンダーソンとの出会い、そして結婚まで」の解説は、「ルー・リード」の解説の一部です。
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