ローズウィスパー スイセイ【ローズウィスパー スイセイ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7069号 |
登録年月日 | 1999年 3月 16日 | |
農林水産植物の種類 | カトレア | |
登録品種の名称及びその読み | ローズウィスパー スイセイ よみ:ローズウィスパー スイセイ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 17日 | |
品種登録者の名称 | 荒井秀章 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県桶川市大字倉田372番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 荒井秀章 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ルラノ」に「ドラムビート」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルは鮮紫ピンクの単色,リップは上部が鮮赤紫の地色に鮮橙黄色の条線,下部が鮮赤紫の地色に鮮紫ピンク色の覆輪が入る抱え・反転咲の大型の鉢植及び切花向き品種である。草型の大きさは大,草姿は中間型,ぎ球茎の正面の形は広線形,横断面の形は楕円形,高さは15.1~25.0㎝,長径は3.1~4.0㎝である。葉の全体の形は長楕円状披針形,先端の形は小凹形,ねじれは有,向きは斜上,長さは30.1~40.0㎝,幅は8.1~11㎝,葉の表面の色は緑,葉数は1枚である。花序は総状,1花茎の花数は2~3,花型は抱え・反転,花の横径及び縦径は151~200㎜である。ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は鈍形,周縁の波打ちは無,ラテラル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は鈍形,周縁の波打ちは無,ペタルの正面の形は広卵形,先端の形は凹形,切れ込みの有無は無,周縁の波打ちは中である。リップの正面の複雑性は複雑,スロートの抱合は中間,周縁の波打ちは中波の少,切れ込みは無である。花色はセパル及びペタルの内側は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904)の単色,リップの上部内側は鮮赤紫(同9207)の地色に鮮橙黄(同2205)の条線が入る,下部内側は鮮赤紫(同9207)の地色に鮮紫ピンク(同9205)の覆輪が入る。目の形はⅥ型,大きさは11~30%,色は鮮橙黄(同2205)の単色,花の香りは弱,開花期は冬咲である。「ドラムビートトライアンフ」と比較して,草型の大きさが大きいこと,セパル及びペタルの内側の地色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和54年に育成者の温室(埼玉県桶川市)において,「ルラノ」に「ドラムビート」を交配し,61年に開花した株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ブラッソレリオカトレア ローズウエスパー スイセイ」であった。 |
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