ロンバルディア【ロンバルディア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8686号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ロンバルディア よみ:ロンバルディア | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フレッター&デン ハーン ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2231BD レインスブルフ ウフストヘースタアウェッヒ 202 A | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヴィム フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は大輪の紫ピンク色でヤマユリ型の切花向きの品種である。草丈は75~99㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、色は淡緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は10~19㎜、止葉下は20~39㎜である。葉序は2/5、葉の全体の形は広披針形、ねじれは無、葉幅は40~49㎜、葉長は16~20㎝、光沢は無、葉数はやや少、着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅣ型、花の向きは90~119゜、花房の形状は総状花序、全体の形はヤマユリ型である。花径は180~209㎜、内花被の幅は60~79㎜、長さは13~17㎝、外花被の幅は40~49㎜、長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部のうち上部が紫ピンク(JHS カラーチャート9211)で下部がピンク白(同9701)、地色は紫ピンク(同9211)、中肋部は浅黄(同2504)、縁部及び裏面は紫ピンク(同9211)である。内花被1枚の斑点の数は60~69、外花被1枚の斑点の数は20~29、つぼみの色は淡紫ピンク(同8902)、内花被の形はⅤ型、外花被の形はⅣ型、内花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅧ型、外花被先端の形状はⅥ型、反転の程度はⅧ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は有である。花糸の色は浅黄緑、やくの色は赤、花粉の色は赤褐、第1花梗の長さは90~119㎜、花梗の太さは中、色は淡緑、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは30~59゜、1花茎の花数はやや少、花の香りは弱、開花期はやや早である。「ベルリン」と比較して、茎の中部の色が淡緑であること、つぼみの形がⅣ型であること、花弁中肋部の色が浅黄であること等で、「アカプルコ」と比較して、葉全体の形が広披針形であること、花弁の地色が紫ピンクであること、花弁中肋部の色が浅黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1982年に育成者の温室(オランダ王国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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