ロマシュキノ油田
読み方: ろましゅきのゆでん
【英】: romashkino oilfield
【英】: romashkino oilfield
ロシア・タタール自治共和国(モスクワとウラル山脈の中間)に位置する、サモトロール油田(西シベリア)に次ぐロシア第2の油田。 1948年に発見され1952年に生産が開始された。 地質区としてはボルガ・ウラル盆地(クラトン盆地)に属し、集油形態はホルスト上の背斜構造、集油面積は約4,000平方キロ。主油層はデボン紀の砂岩で、深さは1,500メートル前後。究極可採埋蔵量は、油が165億バレル、ガスが3兆立方フィートと見積もられている。原油性状は、比重33.3°API、イオウ分1.4%、流動点-7.5℃。油層の圧力維持のため、油層への大規模な水圧入(水攻法)が実施されている。 産油量は1976年に156万バレル/日台のピークに達して減退に転じ、1988年には84.9万バレル/日にまで低下していた。1988年末の累計生産量は約143億バレル。最近の数値は不詳。 <主文献「世界の大油田」(1984)、「石油地質・探鉱用語集」(1989)、「石油大国ロシアの復活」(2005)> (齊藤 隆、2007年3月) |
このページでは「石油/天然ガス用語辞典」からロマシュキノ油田を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からロマシュキノ油田を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からロマシュキノ油田を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からロマシュキノ油田を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からロマシュキノ油田を検索
- ロマシュキノ油田のページへのリンク