ロッシ家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 15:59 UTC 版)
マルコ・ロッシ 声 - 松尾佳子 本作品の主人公。9歳。とても元気で働き者だが、頑固で気分屋の少年。すぐに思い詰める癖があり、悲観的に考えてしまう。自分を一人前だと認めてもらいたいが為に、ビン洗いやジーナの船会社に届いた郵便物を配送したりしてこつこつと働き、アンナから手紙が中々来ないので遂にアルゼンチンに行く決心をする。第2話にてピーマンが嫌いだということが判明、それを八百屋のおばさんに窘められるシーンがある。 原作ではアルゼンチンに向かうのは13歳、母が出稼ぎに出てから2年後の事とされているが、本作品ではわずか10歳かつ1年後に旅に出たという形に変更されている。主人公の年齢を引き下げられる傾向は、前作『フランダースの犬』も同様である。 アンナ・ロッシ 声 - 二階堂有希子 マルコの母。38歳時にアルゼンチンに渡る。夫・ピエトロの借金を返すためアルゼンチンへ出稼ぎに行く。頼りにしているメレッリに騙されジェノバと音信不通になり病気になる。 ピエトロ・ロッシ 声 - 川久保潔 マルコの父。診療所の事務長。45歳。診療所を経営。貧しい人々を無料で診察できる診療所を設けるための借金を返済する為にアンナを出稼ぎにアルゼンチンに送る羽目になる。 トニオ・ロッシ 声 - 曽我部和行 マルコの兄。鉄道学校で機関士の見習いをしており、最終的には機関士になる。本作品では年齢について言及されていないが、原作ではマルコより7歳年上の18歳(マルコが11歳の時の年齢)の設定となっている。
※この「ロッシ家」の解説は、「母をたずねて三千里」の解説の一部です。
「ロッシ家」を含む「母をたずねて三千里」の記事については、「母をたずねて三千里」の概要を参照ください。
- ロッシ家のページへのリンク