レザーウッド博物館
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「アレン郡 (ルイジアナ州)」の記事における「レザーウッド博物館」の解説
2008年9月27日、アレン郡観光委員会がオークデール市の2階建て建物にレザーウッド博物館を開館した。この建物は20世紀初めに病院として使われており、女性達が二階のバルコニーで出産の時を待っていた。 この博物館は郡内の農業と林業の歴史に焦点を当てている。二階には稲の茎を切っている写真や機械、初期の歯科と医療の器具、第二次世界大戦時の演習の写真、南軍兵デイビッド・ダンからその妻への手紙などが展示されている。ダンは、ダンズビル、後のオークデール市の設立者ウィリアム・T・ダンの祖父だった。教室にはルイジアナの高校スポーツで表彰された人物の展示品がある。その中でもオバーリン出身のホイル・グランジャーは、ルイジアナ州スポーツの殿堂入りしたヒューストン・オイラーズのスターであり、博物館の開館時には挨拶をした。その他の展示品としては、コウシャッタ族インディアンに関するものや、郡内で開催されるマルディグラである「クリール・ド・マルディグラ」に関するものがある。 アレン郡観光委員会の会長アダグリア・ハドックは、この博物館の建物が病院として使われていた以外に、寮としても使われ、またレザーウッド家の家屋でもあったと語った。この家屋は1888年7月3日の完成である。レザーウッド家はこの建物を1986年に博物館に転用したが、10年後には資金不足のために閉館した。2005年、この家がアレン郡観光委員会に寄付された。 一階には建築当時の衣類や加工品を含め典型的な家庭内の調度品が展示されている。ハドックは、「アレクサンダー・デイリー・タウントーク」紙で、「(一階に入れば)家庭の雰囲気を感じ、(二階に行けば)博物館の部分を探索できることを望んでいる」と語った。エレベーターがあるので、障害者にも対応できる。ルイジアナ州は建物の修復に65,000ドルを手当てした。
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