ルールと実施場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 03:51 UTC 版)
ルール 直接打撃で行い、勝敗は一本・技あり(技あり2つで合わせ一本勝ち、1つで優勢勝ち)・優勢で判定される。百人組手中の勝敗数や内容は問われない。対戦者同士に掴み防止の握り棒 を両手に持たせる。ただし実施時期により、 1人あたりの組手時間が2分・1分30秒・1分と不統一 対戦者はローキックの使用を禁止 対戦者のみ握り棒を必須 足掛け下段回し蹴りを技ありとして認めるか認めないか 休憩時間の長さ の違いがあった。 実施場所 アデミール・ダ・コスタのみブラジル支部で行い、それ以外の完遂者は全て総本部で行っている。当時、大山倍達は「アデミールが達成したことは、来る第4回オープントーナメント全世界空手道選手権大会に向けて末恐ろしい」と言う一方で「本部道場(現・総本部)以外での百人組手は認めない。理由は実施ルールが本部道場と支部は違うから」とも語り、それ以降の百人組手は他支部所属・外国籍の者もすべて総本部を訪れて挑戦するようになった。もっとも、総本部での達成といっても、松井章圭は待田京介のプロデュースする映画の撮影で東映東京撮影所で、アルトゥール・ホヴァニシアンはフィットネスクラブichigeki内にあった極真会館(松井派)総本部直轄恵比寿道場で、それぞれ実施された。 なお、上記のルールの違いの他に挑戦者により、 対戦者のレベルがまちまちで挑戦者によっては、女性・緑帯・黄帯・初心者である白帯が対戦者に含まれていた 同支部所属は対戦者から除外され、他部所属の黒帯と茶帯のみ サポーターの装着有無 と差があり、難易度は一様でなかった。
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