ルイニダン【ルイニダン】(観賞樹)
登録番号 | 第6017号 | |
登録年月日 | 1997年 12月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ルイニダン よみ:ルイニダン | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントン パウア | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ルイミレッド(商品名:レッドミニモ)」に「Zaailing」を交配して育成されたものであり,花房の形は房咲き(6輪以上),花は鮮紫ピンク色で半剣弁,整形咲き,無香のかなり小輪となる鉢植え向きの品種である。 樹形は横張り,株立は普通,樹高はかなり矮性である。開花枝の太さは細,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは短,基部の幅は狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部,中央部及び花首とも多である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さは短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は無,葉肉の厚さは薄,硬さは普通である。花房の形は房咲き(6輪以上),蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさはかなり小輪,高さは低,花弁表側及び裏側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「ルイマルソ(商品名:スウィートロザミニ)」と比較して,とげの数が各部分とも多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に育成者の温室(オランダ王国)において,「ルイミレッド」に「Zaailing」を交配して得られた実生の中から選抜されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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