ルイファイアー【ﾙｲﾌｧｲｱｰ】（観賞樹）
 | 登録番号 | 第6431号 |
| 登録年月日 | 1998年 5月 22日 | |
| 農林水産植物の種類 | ばら | |
| 登録品種の名称及びその読み | ルイファイアー よみ：ﾙｲﾌｧｲｱｰ | |
| 品種登録の有効期限 | 18 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2002年 5月 23日 | |
| 品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
| 品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上１丁目１２番１号 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | アントン パウア | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，無名実生種どうしを交配して育成されたものであり，花房の形は２～５輪咲き，花は外側花弁３～４枚が鮮橙黄色に橙赤色，内側花弁が明橙赤色に橙赤色が入り半剣弁，カップ咲き，無香の小輪となる花壇向きの品種である。 樹形及び株立は普通，樹高は矮性である。開花枝の太さは細，新しょうの色は淡緑，開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き，形は下部えぐれ形，長さは短，基部の幅は極狭，色は青銅，数は幹の部分，花枝の基部及び中央部は中，花首はほとんど無である。小葉の数は５枚以下，本葉の長さは短，幅は狭である。展開直後の若葉の色は赤紫，光沢は半光沢，成熟葉の色は濃緑，光沢は半光沢，葉肉の厚さは普通，硬さはやや硬である。花房の形は２～５輪咲き，蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲き，花の大きさは小輪，高さはかなり低，花弁表側の色は外側花弁３～４枚が鮮橙黄（JHS カラーチャート2205）で弁先から弁央部及び糸覆輪状に橙赤（同0713），内側花弁が明橙黄（同2204）で弁底側面及び糸覆輪状に橙赤（同0713）が入り，裏側の色は外側花弁３～４枚が鮮橙黄（同2205）で弁央部に明赤（同0406）のぼかし及び橙赤（同0713）の糸覆輪，内側花弁が明橙黄（同2204）に橙赤（同0713）の糸覆輪である。花弁の光沢は普通，花色の移行性は難，花弁の形は半剣弁，花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形，花弁の厚さは普通，硬さはやや硬，数は20～24枚である。花の香りは無，開花時期は普通である。 「インターゴル」と比較して，とげの数が幹の部分，花枝の基部及び中央部で少ないこと，花弁表側の色が外側花弁３～４枚は鮮橙黄で弁先から弁央部及び糸覆輪状に橙赤，内側花弁は明橙黄で弁底側面及び糸覆輪状に橙赤が入ること，花弁裏側の色が外側花弁３～４枚は鮮橙黄で弁央部に明赤のぼかし及び橙赤の糸覆輪，内側花弁は明橙黄に橙赤の糸覆輪であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，1989年に育成者の温室（オランダ王国）において，無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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