リーフレタス (葉苣)
●「レタス」には大別すると「玉レタス(玉苣)」、「ステムレタス(茎苣, 掻き苣)」、「コスレタス(立ち苣)」それに「リーフレタス」という4つの品種群があります。この「リーフレタス」は、結球しなくて葉に縮みがある品種群です。和名では「はちしゃ(葉苣)」とか「ちりめんぢしゃ(縮緬苣)」呼ばれ、サラダなど生食用に利用されています。葉が緑色の「グリーンリーフ(Leaf lettuce)」や、葉の先が赤紫色をしている「サニーレタス(Red leaf lettuce)」などの品種があります。写真上・中は「サニーレタス」、写真下は「あかちりめん(赤縮緬)」。
●キク科アキノノゲシ属の一年草で、学名は Lactuca sativa var. crispa。英名は Leaf lettuce, Cutting lettuce。
リーフレタス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:40 UTC 版)
リーフレタス (L. s. var. crispa) は、別名でハヂシャ(葉ぢしゃ)、チリメンヂシャともよばれている非結球レタス。地中海沿岸が原産といわれる。欧米では、日本においての青菜のように使われる。緑色の物もあるが、サニーレタスのようにアントシアニンが発現し、赤色を帯びる品種もある。色や形の違いを料理に生かす。 サニーレタス - リーフレタスの代表種で、表面が波打っていて、葉先が少し縮れて赤茶色になるのが特徴。カロテンが豊富で葉はやわらかく、食味は苦味が少なくクセがない。「サニーレタス」の名称は品種名ではなく、昭和40年代につけられた商品名である。 グリーンリーフ(グリーンカール) - 大きな葉が全体的にフリル状に縮れてカールしている。焼き肉を巻いてサンチュの代わりにしてもよい。 フリルレタス - 葉先がフリル状にギザギザがあるのが特徴。葉はやや厚みがあり、シャキシャキした食感がある。 オークリーフレタス - フランス原産のリーフレタスの一種で、葉は切れ込み大きい特徴ある形で緑色が濃い。 島ちしゃ菜(しまちしゃな) - 主に沖縄で栽培されている。肉厚で緑色が濃く、サラダのほか加熱調理に向く。 プリーツレタス - プリーツのように葉に細かいひだがたくさんあるのが特徴で、葉は薄くやわらかい。切れ込みが細かいほど良質とされる。
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