ラ・コスタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/03 14:40 UTC 版)
「カールスバッド (カリフォルニア州)」の記事における「ラ・コスタ」の解説
ラ・コスタとは、カールスバッド市の住宅地域とその中心にある世界的なゴルフ、テニス施設があるリゾート・アンド・スパの双方を指している。アルガ道路の南、エル・カミノ・レアル道路の東、オリベンヘイン道路の北、ランチョ・サンタフェ・ブールバードが南北に走る部分の西に位置している。ラ・コスタ・リゾート・アンド・スパは18ホールのゴルフコース、リゾートホテルおよび集合住宅、19面のテニスコート、さらに関連する小売店舗がある。ディパック・チョプラ博士がここにあるチョプラセンターを運営している。ラ・コスタの住宅地域は大半が住宅で、他にショッピングセンター、大型ブティークおよび高級レストランがある。地区の境界線が他の地区と輻輳しているために教育は4つの教育学区に跨っている。ラ・コスタ・キャニオン高校とサンディエグイト高校アカデミーは、エンシニタス、ランチョ・サンタフェおよびその他周辺地域社会と、カールスバッド市の最南端部を校区にしている。人気のあるサンエリホヒルズ中学校とサンマルコス高校はゴルフコースの北側を校区にしている。ラ・コスタの不動産価格はカリフォルニア州やサンディエゴ郡の平均値のかなり上にある。 ラ・コスタの開発は1965年に始まり、デザート・イン・ホテルのアーブ・ラストンとその共同経営者が景観の良い土地3,500エーカー (14 km²) を購入した。ゴルフコースが開発され、住宅が売りに出された。客室数90室のランチョ・ラ・コスタ・インが観光客のために建設された。続いてスパが付加され、ホテルの規模が拡大したので、2,000エーカー (8 km²) の土地が追加購入された。1987年には日本のスポーツ・シンコーがリゾートを買収した。その後の衰退時期を経て、2001年にカリフォルニア州のリゾートホテル・グループであるKSLリゾーツが買収し、1億4,000万ドル以上をかけて改修を行った。 1999年以降毎年2月、ラ・コスタ・リゾート・アンド・スパでは世界ゴルフ選手権の1つであるWGCアクセンチュア・マッチプレー選手権が開催されていたが、2006年の大会が最後となった。WTA女子プロ・テニスのトーナメントであるアキュラ・クラシックが長年ここで開催されていたが、最近興行権がWTAに買い戻された。
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