ヨハン・リーヴァ在籍期とは? わかりやすく解説

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ヨハン・リーヴァ在籍期 (1996年 - 2000年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 07:59 UTC 版)

アーチ・エネミー」の記事における「ヨハン・リーヴァ在籍期 (1996年 - 2000年)」の解説

1996年イギリスのエクストリーム・メタルバンド「カーカス」に参加していたことのあるマイケル・アモット(G)等によって結成される1st『BLACK EARTH』 彼はカーカス脱退後スウェーデン戻り、しばらくハードロックバンドスピリチュアル・ベガーズ」を結成し活動していたが、デスメタルプロジェクトとして「アーチ・エネミー」を立ち上げ1stアルバムBlack Earth(ブラック・アース)』を制作ロング・アゲイン・レコードからリリースされた。このアルバムマイケルが殆どの曲を作詞作曲しており、ベースマイケルプレイしている。アルバムクレジット上でヨハンベース担当したという表記なされている。だが実際は、アーチ・エネミーをよりバンドという形に見せ為の手段ひとつだったそうだ。このアルバムは、そのクオリティの高さや日本所属レコード会社トイズファクトリープロモーション効果手伝って日本国内高い評価受けた1997年3月には、「カテドラル」の来日公演のスペシャルアクトとして初来日公演を行う。当初はこの公演後、その活動ピリオドを打つ予定だったというが、日本公演ファン熱狂的に迎えられた彼らはバンド続行決意する。この当時マイケルのメインバンドは「スピリチュアル・ベガーズ」だった。 2nd『STIGMATA』 1998年2ndアルバム『Stigmata(スティグマータ)』を発表前作打ち出した暴虐性をそのままに、沈み込むようなヘヴィグルーヴ支配する作風となる。このアルバムレコーディングする際にダニエル・アーランドソン(Ds)が一時バンドから離脱しており、彼の代役としてピーター・ウィルドアー(後にダーケイン結成する)が参加した。また本作より、「センチュリー・メディア・レコード」の所属となった作品はミドル・テンポの曲を中心に構成されていたが、日本レコード会社とのライセンス契約の際に、レコード会社側からこれでは納得できない、もう2曲レコーディングしなきゃダメだ速い曲を」と言われ急遽、2曲追加することになった。またこのアルバムについてマイケル自身は、ダニエル復帰した後に行われたアルバム完成後の来日公演ライヴパフォーマンス酷かったり、そのツアー中にマイケル本人当時ベーシストであったマーティン・ベンソンとバー喧嘩した苦い経験もあって、思い入れは浅いと語っている。結局この後マーティンバンド離れている。 3rd『BURNING BRIDGES』 1999年マーティン後任マーシフル・フェイトなどで活動していたシャーリー・ダンジェロ(B)が加入。そして3rdアルバムBURNING BRIDGES(バーニング・ブリッジズ)』を発表デビュー時から築き上げてきた暴虐性と叙情性融合はこのアルバム完成することとなる。 この年行われたチリ公演ではシャーリーではなくディック・ロウグレン(後にメシュガー加入)がベース担当した同年10月ウィッチリー前座迎えた3度目来日公演後にシャーリー脱退。翌2000年1月ネヴァーモアのサポートアクトとして廻った全米ツアーではThe Quillのロジャー・ニルソンをサポートベーシストに迎えて乗り切った結局シャーリー同年中に復帰した秋には、マイケルカーネイジ時代からの盟友であったヴォーカルヨハン・リーヴァを、彼のライヴパフォーマンスにおける技量不足を理由解雇するマイケルにとってヨハン盟友という事もあり、彼の解雇については苦渋の決断であったそうだが、現在でも彼らは友好的な関係を保っている。

※この「ヨハン・リーヴァ在籍期 (1996年 - 2000年)」の解説は、「アーチ・エネミー」の解説の一部です。
「ヨハン・リーヴァ在籍期 (1996年 - 2000年)」を含む「アーチ・エネミー」の記事については、「アーチ・エネミー」の概要を参照ください。

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