ヨハン・ジギスムント高等中学生
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「飛ぶ教室」の記事における「ヨハン・ジギスムント高等中学生」の解説
“3マークくん”マルチン・ターラー 高等科1年生。家が貧しいが、持ち前の努力で奨学金を受けている勤勉家。首席。絵画の才能もある。癇癪持ちの一面があり、自らの正義のためには手を上げる。ヨナタンの親友。“3マーク”は1ターラーが3マークであることから。 “ヨーニー”ヨナタン・トロッツ 高等科1年生。ニューヨーク生まれだが、4歳のときにドイツ人の実父に捨てられ、単身ドイツへと渡らされる。読書家で、クリスマス劇『飛ぶ教室』の作者でもある。 “マッツ”マチアス・ゼルプマン 高等科1年生。勉強は苦手だが、喧嘩が強くボクサーを志している。常に腹を空かせており、菓子やパンが手放せない。学校前の菓子店で、一袋20ペニヒの「お菓子のくず」を買うのを日課のようにしている。 ウリー・フォン・ジンメルン 高等科1年生。フォンの称号が示すように貴族出身(「ジンメルン男爵家」は実在する)。小柄な体格の持ち主で、臆病な性格をからかわれることが多かったが、ある事件を起こして勇気を示した。マチアスの親友。 ゼバスチアン・フランク 高等科1年生。読書家で弁が立つ。実業学校の生徒との喧嘩の際は、軍使として活躍した。 テオドル 最上級生で、寄宿舎第9室の室長。規則に厳しく、杓子定規なところがある。「美少年テオドル」と呼ばれることが多い。 ルディ・クロイツカム 高等科1年生。同学校の国語(ドイツ語)教師を父に持つ通学生。下校途中に実業学校の生徒に拉致される。 シュテッカー 中等科3年生。クリスマス劇『飛ぶ教室』でウリーの代役を務める。劇では金髪のかつらを被って少女を演じたが、はまり役で喝采を博した。
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