ユニフォームと人員設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:03 UTC 版)
「シリア陸軍」の記事における「ユニフォームと人員設備」の解説
シリアの将校用の軍服は一般的にイギリス陸軍のスタイルに沿っているが、軍の戦闘服はソ連のモデルに沿っている。各軍服には2つのコートがあり、一つはドレス用のロングコートともう一つはカジュアルウェア用のショートジャケットである。陸軍将校の制服は夏はカーキ色、冬はオリーブ色である。特定の陸軍(空挺部隊および特殊部隊)および防空軍の要員は、迷彩服を着用する場合がある。迷彩服の中には、レッドリザードやシリアの葉柄などがあり、現地で作られたERDLのコピーである。将校には戦闘帽、ギャリソンキャップ、ベレー帽(夏はリネン、冬はウール)など、さまざまな帽子を持っている。ベレー帽の色は将校の部隊によって異なり、最も一般的なベレー帽の色は歩兵、工兵、信号、支援兵器の人員が黒、次に機甲、機械化、砲兵の人員が緑、共和国防衛隊と憲兵が赤、特殊部隊が栗色である。 2011年の標準的な戦闘用ヘルメットは、オリーブ色の中国製QGF-02と、予備軍用のソビエトSSh-68であった。どちらも「シリアの葉」迷彩ヘルメットカバーを装備することができる。共和国防衛隊と特殊部隊だけがTAT-BA-7防弾チョッキを装備していた。2015年後半のロシアの軍事顧問の到着に伴い、多くの陸軍部隊が新しいロシア製6B45弾道防弾チョッキとケブラー6B7ヘルメットを装備した。
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