ユニフォームに関する騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 03:17 UTC 版)
「国際バレーボール連盟」の記事における「ユニフォームに関する騒動」の解説
1997年11月14日、グランドチャンピオンカップ大阪大会で、全日本女子チームがハーフパンツを着用して試合に臨んだ。ルーベン・アコスタ会長(当時)をはじめとするFIVB首脳陣から「バレーには独自のブルマーがある」とのクレームがついた。当時、日本のVリーグではハーフパンツが主流であり、ブルマーを着用しているチームは1チームのみという背景もあった。新ユニフォームは試作品で1着しかなかったこともあり、続く広島大会と東京大会では従来のブルマーを着用して、騒動はいったん収束した。 翌1998年にFIVBは次のようなユニフォームに関する新規定を設けた。 ユニフォームの上は、身体にフィットするシャツ。 下はブルマーか股下5cm以内のショートパンツ。 これに従わず、1998年のバレーボール世界選手権で身体に密着度の低いダボダボのシャツを着用するチームが出現し、同年11月6日にFIVBは5チーム(ブラジル、ロシア、イタリア、クロアチア、ブルガリア)に対して、3,000ドルの罰金を科した。これに対して、ブラジルのアナ・サングラード主将は抗議の意を示した。選手・スタッフや識者からは「動きやすければ何でもよい」「セクハラだ」などと賛否の声が渦巻いた。
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