ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要の意味・解説 

ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 06:52 UTC 版)

ヤマト1」の記事における「ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要」の解説

1961年昭和36年) W.A.Riceが電磁推進船のアイデア米国特許出願直流外部磁場型。液体金属電磁ポンプ(例えば、USP2,686,474, Electromagnetic pump, 1954)からの発想1962年昭和37年) O.M.Phillipsにより交流磁場型が提案された: 。 1963年昭和38年) L.R.A.Doraghにより内部磁場推進装置提案された。 1967年昭和42年) S.Wayが直流外部磁場型の世界初常電導コイルモデル船(EMS-1)を製作。超電導コイル用いることで推進効率向上できる結論した1976年昭和51年神戸商船大学佐治教授グループ世界で初め超電導コイル用いたモデル船SEMD-1を製作。直流外部磁場型(パネル方式)を採用し船底キール状の推進装置を持つ。全長1m、磁束密度0.6Tで約7.5E-2 Nの推進力得た。SEMD-1は船の科学館本館にて展示されていた。 1979年昭和54年) SEMD-1に続く2号モデル船ST-500が製作された。SEMD-1同様パネル方式直流外部磁場型であるが、電極船底水平に並ぶ配置である。全長3.6m、700kg。磁束密度2T、電流65Aで最大推力15N、速度0.6m/sを得た1983年昭和58年岩田(川崎重工業)らにより2000t半没双胴船電磁推進装置仮想設計が行われた。直流内部磁場型として、磁束密度現状技術範囲の5T(現実モデル)と、超電導技術進展期待した15T(将来モデル)の2種その結果、5Tモデルではプロペラ推進機に推進効率及ばず特殊用途探索が必要との見解示された。

※この「ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要」の解説は、「ヤマト1」の解説の一部です。
「ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要」を含む「ヤマト1」の記事については、「ヤマト1」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要」の関連用語

1
12% |||||

ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤマト1以前の電磁推進船研究開発概要のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヤマト1 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS