モシとは? わかりやすく解説

もし

[感]《「もうし」の音変化相手呼びかけるときに言う語。「—、そちらの方」


モシ【Moshi】


も‐し【模試】

読み方:もし

模擬試験」の略。


もし【若し】

読み方:もし

[副]

(あとに仮定表現伴って)まだ現実になっていないことを仮に想定するさま。もしか。万一。「—彼が来たら、知らせてください

疑問推量表現伴って)確実ではないが、十分ありうるさま。もしや。あるいは。ひょっとすると

「—かのあはれに忘れざりし人にや」〈源・夕顔


も・し【茂し】

読み方:もし

[形ク]草木生い茂っている。繁茂している。

(みな)伝ふ磯の浦廻(うらみ)の石(いは)つつじ—・く咲く道をまたも見むかも」〈万・一八五〉


モシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/17 10:56 UTC 版)

モシ
Moshi
位置
モシ
モシ (タンザニア)
モシ
モシ (アフリカ)
座標 : 南緯3度20分06秒 東経37度20分25秒 / 南緯3.33500度 東経37.34028度 / -3.33500; 37.34028
行政
タンザニア
  キリマンジャロ州
 市 モシ
地理
面積  
  市域 59 km2
標高 830 m
人口
人口 (2012年現在)
  市域 163,270人
  備考 [1]
その他
等時帯 東アフリカ時間 (UTC+3)

モシ(Moshi)は、タンザニアの都市。タンザニア北部に位置し、キリマンジャロ州の州都である。人口は約16万人(2012年)。

概要

キリマンジャロ山の南麓の緩やかな丘陵部にある。モシは西のアルーシャと東のケニアボイを結ぶ道路上に位置する。また、モシから南のタンガダルエスサラームへは道路と鉄道が連絡している。また、モシとアルーシャのほぼ中間点にはキリマンジャロ国際空港があり、国内各地のほかロンドンアムステルダムなどへも直行便が就航している。

モシ周辺はチャガ人マサイ人が多く住む。タンザニア国内で最も識字率の高い地域である。モシはキリマンジャロ登山の基点となる街であり、また西のアルーシャとともにこの地域の観光の拠点となっているため、欧米などから多くの観光客が訪れる。キリマンジャロ登山にはガイドの雇用が必須であり、またポーターやコックなど登山者に雇われる地元住民は多く、観光産業は重要な雇用先となっている。

経済

モシには、炭酸飲料やビール醸造、薬品や食品加工などの工場がある。モシ周辺は標高が高く冷涼な気候のため、その気候を生かしたコーヒー紅茶の栽培が盛んである。特にアラビカ種のコーヒーは、1900年ごろからこの街周辺に住むチャガ人によって栽培が始められ、キリマンジャロから灌漑水路を引いて生産を安定させ[2]、1932年には「キリマンジャロ原住民共同組合連合会」という協同組合を結成してコーヒーの品質の維持に努めた[3]結果、モシ周辺はコーヒーのブランドであるキリマンジャロ (コーヒー)の産地となり、コーヒー及びその関連産業はモシの重要な産業となっている。

モシ周辺は古くから教育水準が高く、コーヒーや観光産業によって経済的にも豊かなため、政治的影響力も小さくない。1992年の複数政党制導入以降は、与党タンザニア革命党が強いタンザニアにあってモシは野党の牙城となっている。

脚注

  1. ^ WORLD GAZETTEER”. 2023年4月17日閲覧。
  2. ^ 『アフリカを知る事典』、平凡社、ISBN 4-582-12623-5 1989年2月6日 初版第1刷  p.272
  3. ^ 吉田昌夫『世界現代史14 アフリカ現代II』山川出版社、1990年2月第2版。p.110

関連項目


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