メロ_(潜水艦)とは? わかりやすく解説

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メロ (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 14:51 UTC 版)

USS メロ
基本情報
建造所 マニトワック造船
運用者 アメリカ海軍
艦種 攻撃型潜水艦 (SS)
級名 バラオ級潜水艦
艦歴
起工 1944年7月22日
進水 1945年1月17日
就役 1945年8月17日
退役 1946年6月15日
除籍 1973年8月1日
その後 1960年4月20日トルコ海軍に貸与。1973年8月1日、同軍に売却。
要目
水上排水量 1,526 トン
水中排水量 2,424 トン
全長 311 ft 9 in (95 m)
水線長 307 ft (93.6 m)
最大幅 27 ft 3 in (8.31 m)
吃水 16 ft 10 in (5.1 m)
主機 ゼネラルモーターズ278A 16気筒ディーゼルエンジン×4基
電源 ゼネラル・エレクトリック発電機×2基
出力 水上:5,400 shp (4.0 MW)
水中:2,740 shp (2.0 MW)
最大速力 水上:20.25 ノット
水中:8.75 ノット
航続距離 11,000 海里/10ノット時
航海日数 潜航2ノット時48時間、哨戒活動75日間
潜航深度 試験時:400 ft (120 m)
乗員 士官6名、兵員60名
兵装
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メロ (USS Mero, SS-378) は、アメリカ海軍潜水艦バラオ級潜水艦の一隻。艦名はスペイン語マハタ属を中心としたハタ科の大型魚の総称を意味する。

ジャイアント・グルーパー(Mero guasa)
レッド・グルーパー(Mero americano)

艦歴

メロは1944年7月22日にウィスコンシン州マニトワックマニトワック造船で起工した。1945年1月17日にヘンリー・G・テイラー夫人によって命名、進水し、1945年8月17日に艦長ジョン・H・ターナー中佐の指揮下就役する。

マニトワックで建造された最後の潜水艦であったメロは、8月25日に整調のためミシガン湖に向けて出航する。9月6日から11月17日まで五大湖を巡航し、デトロイトクリーブランドシカゴといったいくつかの港を訪問した。11月2日から9日にかけて浮きドックに納められ、ミシシッピ川を下ったメロは29日にニューオーリンズに到着、12月6日にパナマ運河地帯へ向けて出航した。同地で1ヶ月間の訓練を行い、1946年1月19日に真珠湾に向けて出航する。

メロは2月5日に真珠湾に到着し、作戦活動に従事した。2月22日に西海岸に向けて出航し、3月1日にサンフランシスコ湾に到着、不活性化に備えたオーバーホールが行われ、3月14日にメア・アイランドに向けて出航、第19艦隊に合流し、1946年6月15日に退役した。太平洋予備役艦隊入りし、1960年4月20日にトルコに貸与されるまでメア・アイランドで係留された。

トルコ海軍で

TCG フズルレイス
基本情報
運用者  トルコ海軍
艦歴
就役 1960年8月23日
除籍 1977年
その後 1977年、廃棄処分後、予備部品となる。
要目
テンプレートを表示

メロは1960年にフリート・シュノーケル改修が行われた。1960年4月20日に相互防衛援助計画の下のトルコ海軍へ貸与される。トルコ海軍ではフズルレイス (TCG Hızırreis, S344) と改名された。サンフランシスコを出航したフズルレイスは1960年8月23日にトルコ海軍で就役した。

1973年8月1日にヒツィレイスは正式にトルコに売却され、アメリカ海軍から除籍された。その後1977年にトルコ海軍で廃棄され、予備部品として使用された。

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