メダル王とその居城の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 03:36 UTC 版)
「メダル王」の記事における「メダル王とその居城の変遷」の解説
各作品の公式ガイドブックなどでのイラストでは、白いヒゲを蓄えた老年男性というのが基本的な描写。王というのは(基本的に)自称ではなく、小規模(小島程度)の領地と城に勤務する家臣・領民がいるが、城下町の類は見られない。 ドラゴンクエストIV 導かれし者たち初登場作品。世界地図の右端にあたる場所の島に城がある。城内部には旅の扉(転送ゲートの一種)と宿屋が存在。 ドラゴンクエストV 天空の花嫁世界地図の一番下、つまり最南端の島に城が存在する。リメイク版ではスライムの意匠を取り入れた結果、タマネギ型の構造物がそこかしこに存在するデザインで、さらに夜はお堀にスライム型の灯篭を流す。城内部には宿屋と預かり所(リメイク版ではゴールド銀行)が存在。スーパーファミコン版公式ガイドブックによると、メダル集めは王の個人的な趣味であるという。 ドラゴンクエストVI 幻の大地例外的にストーリー進行に関わっている。冒険者に与える褒美の品の数々が、勇者の冒険の助けになることが大魔王への脅威になると見なされ、下の世界(現実の世界)では既に滅ぼされ、上の世界(夢の世界)でも四大魔王の一人ジャミラスによって封印されている。 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(リメイク版)王ではなく「メダルおじさん」として登場。アリアハンの井戸の底に民家程度の「メダルの館」を構えて住む、謎の人物。「自分でも理由は分からぬが主と思い仕えた」という従者の一人の言によれば、「いずれ魔王にすら恐れられる大物になるだろう」とのこと。メダルの館内部に施設はない。 ドラゴンクエストVII エデンの戦士たちゲーム開始当初は城は存在しないが、過去のハーメリア周辺を救うことで現代に登場する。王はスライムたちと共に住んでおり、城の地下には、神や魔王について記された書物が並んでいる。 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君2つの大陸の狭間にある小島にある城に住んでいる。王は病の床に伏せっており、実娘の「メダル王女」(後述)が代理を務めている。今作においては、メダル集めがメダル王家の使命であると語られる。他には大臣やメイドが登場。城内部にはゴールド銀行と道具屋(ホイミスライムが経営)が存在。 3DS版では声が設定されており、杉野田ぬきが務めている。 ドラゴンクエストIX 星空の守り人王ではなく海賊風の人物「キャプテン・メダル」が登場。カラコタ橋の北東に張った大型テントを住居とし、大臣風の男としびれくらげが同居している。 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン王ではなくメダル・オーナーと呼ばれる人物「ゴーレック」が登場。娯楽島ラッカランに住居を構え、執事クラノッホや討伐隊長ウェルナーが同居している。 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて王ではなく王立メダル女学園、通称メダ女の11代目校長「メダル校長」が登場。メダ女はメダチャット地方北部にある7年制かつ全寮制の女子校である。 Switch版では声が設定されており、関智一が務めている。
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