メタルファイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 14:35 UTC 版)
「レッドバロン (アニメ)」の記事における「メタルファイト」の解説
巨大ロボットを用いて肉弾戦を繰り広げる、格闘技によるロボット競技である。メタルファイト実行委員会が存在し、レギュレーションに従って試合が開催する権限を持つ。現在の委員長は2代目メタルファイトチャンピオンである。 メタルファイトは世界各国で行われているが、基本的に専用のリング、またはジャッジロボットが定めるフィールド内で行われることが多い。これはメタルファイター同士の格闘による環境破壊防止のためである。また、ジャッジロボットを介しての観戦も頻繁に行われている。対戦方法は基本的に1対1が原則だが、タッグマッチ等も行われている。(ただしバトルロイヤル方式は行われていない)。トーナメント方式の試合も実施されている。また、飛び入りのような形での参加も認められている。このルールのおかげでレッドバロンは世界メタルファイターチャンピオンになることができた。 劇中で判明しているメタルファイトのレギュレーションは以下のとおり。 武器の所持やオプションパーツの取り付けは認められる(レギュレーション範囲内に限る)。 独自に開発したシステムの搭載も、試合に支障を来さないと判断されれば許可される。 あらかじめ機体の登録をする関係上、試合ごとのメタルファイターの乗り換えは禁じられている。もし乗り換えるときは、事前に委員会に申し込んでおく。 定められた場所以外での試合は原則的に禁止。重要な施設や土地内での試合は所有者の許可が必要。試合をする場所は事前に各メタルドライバーチームに通達される。 あくまで個人経営レベル(企業レベルも含む)で運用するメタルファイトではスポンサーを付けることが必須条件となる。ただし複数のスポンサーを持つメタルファイターのチームは限られているため、十分な資金が得られないメタルドライバーは中古のメタルファイターを使用せざるを得なくなる。場合によってはそれらを入手できないこともあるため、実力があってもメタルファイトを行えないドライバーも多い(拳がスポンサーを探していたのは、メタルファイトをするための条件を満たすためといえる)。ただし、鉄面党のような巨大組織や国の軍事組織に関わっているメタルドライバーはその限りではない。 劇中では、あくまで1対1で行う試合のはずが鉄面党の妨害により時には1対2、または1対3になってしまう事態が発生している。しかしそれは、どんな手段を使ってでもレッドバロンを手に入れるために鉄面党が意図的に行っている行為であり、普通なら反則負けとなる。それにも関わらず、このような行為が黙認されているのは、鉄面党がメタルファイトに深く関与しているからと言われている。鉄面党自体、表向きはメタルファイトの一スポンサーになってはいるものの、その実態は世界を牛耳るスーパーコンピューターであるため、情報操作等を行うことは容易いことといえる。 鉄面党の真相が表沙汰になったとき、世界は混乱に陥り、メタルファイトの存続自体も危ぶまれたが、鉄面党崩壊後もメタルファイトは続けられている。
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