メガノイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 06:41 UTC 版)
「無敵鋼人ダイターン3」の記事における「メガノイド」の解説
元々は火星開拓のために機械化した人間たちであり、完全なロボットではなく、厳密にはサイボーグである。ただしその思考は総じてほぼ機械的なものであり、ほとんどの場合コロスらによって思考制御されており、万丈たちの言葉を借りれば人間のエゴが増大した存在とされる。 人間を殺すことを何とも思わない反面、生殖能力が無いため改造素体確保の必要性から大規模な殺戮は控え、自分たちの種の存続を目的とした大量拉致をしばしば行う。また第9話などによると恋愛は禁じられており、それを取り締まるための風紀委員が存在している。 万丈との戦いで作戦失敗が続いたのみならず、次第に人材が枯渇し、終盤では風紀委員(35話)落ちこぼれ(36話)コマンダー候補生(38話)まで戦線に投入された。 ドン・ザウサー 声 - 山内雅人 メガノイドの首領。機械的な顔と、透明パーツから見える脳みそが特徴。劇中、メガノイドになる前の人物像や、なぜ彼がメガノイドの指導者なのか、破嵐創造とどのような関係にあったのかなどは語られない。呻き声や吐息しか発しなかったが、実は物語の当初から昏睡状態であった。最終決戦にて万丈のマシンガンで蜂の巣になったコロスの断末魔の声を受けて目覚め、万丈の前に現れ、その後マクロマシンで巨大化してダイターン3と戦う。 彼を称える言葉は「オーラ、ドン・ザウサー」で、命令の復唱の際にも使われる。 コロス 声 - 信沢三恵子、井上瑤(ソノシート) / 松井菜桜子(スーパーロボット大戦シリーズ) 謎の美女。ドン・ザウサーを「ドン」、周囲に他者が居ない時は「あなた」と呼んで愛し、その意思を実行に移す。メガノイド陣営の事実上の指揮官。昏睡状態にあるドン・ザウサーの意思を感じ取れる唯一の人物だが、それが本当なのかどうかは誰にも判らない。ただし、最終回で全てがコロスの独断であるかのようなセリフがある。 格闘では簾型の武器を使い、ビーム剣のように直立、赤熱化させて切りかかったり、南京玉簾のように伸ばして相手を絡め取ったりして自ら万丈と戦う。 各コマンダーにドン・ザウサーからの命令を伝えるが、命令代行の位置づけのためか、配下のコマンダーにはコロスへの反感を持つ者が多く、人望があるとは言い難い。
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