メインフレーム以外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 04:37 UTC 版)
超小型汎用コンピュータの B700 は「マイクロプロセッサ」と称し、独立システムとしても大型システムに接続する通信コントローラやディスクコントローラとしても使われた。端末機の発展形として B80 や小切手処理装置なども製造していた。1982年、パーソナルコンピュータの製造を開始。Intel 8086/8088を採用した B20/B25 シリーズがある。OSにはコンバージェント・テクノロジー(英語版)の開発したCTOS(英語版)をBTOSと名付けて採用している。初期のLANが実装されていて、ハードディスクドライブを複数マシン間で共有する機能を備えていた。1985年、バロースはパソコン工場を中国の昆明市に設置している。 1960年代初め、イリノイ大学でのマルチプロセッサ機 ILLIAC IV の開発に参加。ILLIAC IV は128個のプロセッサを備えたSIMD型コンピュータである。 バロースは B825 などの軍用コンピュータも手がけており、ペンシルベニア州パオリ(英語版)のグレートバレー研究所で開発した。D825 は世界初の真のマルチプロセッサコンピュータであるとも言われている。パオリにはバロースの防衛・宇宙開発マーケティング部門もあった。 また、LEDが登場するまで主要な数字表示装置であったニキシー管の特許を保有し、ライセンス料を他の生産者から徴収していた。
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