マーベルの反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 08:34 UTC 版)
「Stucky (ファンダム)」の記事における「マーベルの反応」の解説
その上、キャップとバッキーの物語について素晴らしいところはラブストーリーだということだ。二人は一緒に成長して、その結果、互いに兄弟のように感情的に結びついた。大人になるまでバッキーはスティーブのすべてだったから、なおさらそうだ。 —ジョー・ルッソ、マーベル・シネマティック・ユニバース監督 何人かのマーベルの関係者はしばしばStuckyファンダムの広がりに支持を表明する一方、原作でロジャーズとバーンズが異性愛者であることを明言する文脈でStuckyについてコメントした。 ロジャーズの俳優のクリス・エヴァンズはロジャーズのバーンズとの関係を恋愛として解釈することに肯定的にコメントしたが、「その解釈は自分がキャラクターへアプローチするときにはまったく含まれない」と述べた。別の『GQ』のインタビューでStuckyについて聞かれたとき、バーンズの俳優のセバスチャン・スタンは同様に「素晴らしいと思う。映画は多くの人が自分の望む方法で共感するものだ」と答え、「自分はそういうふうにキャラクターのことを考えないけど。でも正しい答えも間違った答えもない」と付け加えた。さらにエヴァンズは、バーンズについて「スティーブ・ロジャーズにとってより大切な関係のひとつだ。(…)故郷と呼べるものとしてロジャーズが認識できる数少ない関係のひとつ」だと述べ、Stuckyに関する報道の文脈でメディアに引用された。2016年のウィザード・ワールド・フィラデルフィア(英語版)におけるエヴァンズとスタンのファン向けの撮影会で、ロジャーズとバーンズの衣装を着たコスプレイヤーがキスをしているポーズをとった写真が瞬く間に拡散された。 ジョー・ルッソは、ロジャーズとバーンズが一緒に登場する5つのMCU映画のうち4つの共同監督だが、彼らの関係をラブストーリーだと表現する一方、兄弟間にある感情面の結びつきのようなものとも指摘し、のちに「人はその関係をありとあらゆる方法で解釈してきた。その関係が彼らにとってどういう意味があるのかを皆が議論するのを見るのは素晴らしい。私たちは映画制作者として決してその関係を明白に定義しないが、人はそれを解釈したいと思い、解釈することができる」と述べた。シナリオライターのクリストファー・マーカスとスティーブン・マクフィーリー(英語版)は、『キャプテン・アメリカ』三部作と『インフィニティ・ウォー』、『エンドゲーム』の共同執筆者で、ロジャーズとバーンズの関係をプラトニックだと述べたが、コミック・ブックシリーズ『キャプテン・アメリカ:ホワイト(英語版)』の大型ペーパーバック(英語版)版の序文でその関係をラブストーリーにたとえて、ロジャーズとバーンズをソウルメイトと表現した。 他にStuckyについて肯定的に述べた人物には作家のエド・ブルベイカー(英語版)とマーク・ウェイド(英語版)がおり、エド・ブルベイカーは作画家スティーブ・エプティング(英語版)とウィンター・ソルジャーを共同制作し、マーク・ウェイドはコミック・ブックシリーズ『ブラック・ウィドウ』が2016年に刊行されることに関してマーベルとインタビューしている際に、ブラック・ウィドウとバーンズは二人ともスティーブ・ロジャーズに「片思いをしていた」と述べた。2019年のコミック『Gwenpool Strikes Back』#3でグウェンプール(英語版)(自分が漫画の中にいると気付いているキャラクター)がロジャーズとバーンズに「お似合いだ」と言う場面について、マーベルがStuckyファンダムをユーモアのある方法で承認したと解説された。
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