マーシア
マーシア王国
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マーシア王国(英語: Kingdom of Mercia)は、中世初期イングランドの七王国のひとつであるアングル人の王国。7世紀中ごろから9世紀初頭にかけてイングランド中部で強い勢力をもち、特に8世紀にはふたりのブレトワルダ(上王、大王)を輩出した。マーシアとは「辺境の人々」を意味する Mierce をラテン語化させた後世の呼び名である。
注釈
- ^ 岩波文庫「ベーオウルフ」ではオンゲンセーオウとなっている。
- ^ J・R・R・トールキンは『指輪物語』の登場人物エオメルの名を、伝説上のマーシアの指導者エオメルからとった。
- ^ 当時イングランドにあたる地域は北部のノーサンブリア王国がキリスト教の布教が進んだ先進地域で、マーシアなど中南部は北欧神話にもとづく信仰を有していた。
- ^ 正確に言えばブレトワルダではない。というのは「ブレトワルダ」という称号を使った本元の資料アングロサクソン年代記およびその年代記の目録の参考になったと思われるベーダ・ヴェネラビリスはことごとくマーシア王国の覇者を除外している。詳しくはブレトワルダを参照。
- ^ 暗殺は相続争いによるものとする見解もある[3]。
出典
- 1 マーシア王国とは
- 2 マーシア王国の概要
- 3 時代背景
- 4 盛衰の過程
- 5 マーシアの残した影響
- 6 脚注
マーシア
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「ALEXANDRITE」の記事における「マーシア」の解説
アニーの友人。アレックスとはアニーの橋渡しで知りあう。大学の図書館でバイトをしており、実父の消息を調べたいアレックスの依頼で、本来は閲覧できない退学者名簿の閲覧に協力する。
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マーシア
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「イネ (ウェセックス王)」の記事における「マーシア」の解説
715年、イネはマーシア王チェオルレッドとウォーデンズバロウ(Woden's Barrow)にて戦った事が分かっているが、勝敗は分かってはいない。この場所は現在ではウィルトシャーのアルトン修道院付近にあるアダムズグレイブ(Adam's Grave)と呼ばれている。テムズ川流域はもともと西サクソン父祖伝来の地でありながらマーシアに奪われ失地となっていたが、イネの時代にある程度の失地回復が見受けられている。流域北部は回復できていなかった可能性があるが、南部流域は奪回し支配下に置いていた事は分かっており、実際に687年の勅書において彼はストリートレイの教会にテムズ川流域のバジルトン付近の土地の寄進を行っている。
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