マークII
マークII(マークツー)は、マーク(設計、モデル)の改良型を示す用語。アルファベット表記はMark IIやMk-IIやMk IIなどがある[1]。
もとはイギリス軍で兵器の改良型をMk-IIと命名することが広く行われ、その命名法がイギリス軍以外にも広まり以下のような名称などに用いられている。
- マークII手榴弾 - 1918年からアメリカ陸軍で使用された破片手榴弾。
- イギリスの自動車メーカージャガーが1956年から1967年に製造していた高級スポーツセダン、ジャガー・MkII。
- ガーバー マークII - アメリカのガーバー社によって1967年から2000年まで製造されたダガー。
- トヨタ自動車が製造していた自家用セダンで、1968年から1984年のコロナ・マークII、および1984年から2004年のトヨタ・マークII。
- ソニーが発売している製品モデルの改良型の名。”モデル名”+”Mark~“と名付ける傾向にあり、改良型が「マークツー」と呼ばれ、「II」と表記されたりMk.IIと刻印される。
- 日本電気 (NEC) が1983年に発売したパーソナルコンピュータ。
- 1984年にセガが発売したテレビゲーム専用機SG-1000IIの、ユーザなどによる通称(「マークII」)。
- Pioneerが2015年に発売したDJ用ヘッドホンHDJ-2000MkII(HDJ-2000の改良型)。
架空
- アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する架空の兵器の改良型。特にガンダムMk-II。その他サイコガンダムMk-II、キュベレイMk-IIなど。
- アニメ『重戦機エルガイム』に登場する架空の兵器、エルガイムMk-II。
- トミー(後のタカラトミー)の玩具シリーズ『メカ生体ZOIDS』に登場する架空の兵器。ゴジュラスMk-II、シールドライガーMk-II、アイアンコングMk-IIなど。
- ゲシュペンストMk-II、ヒュッケバインMk-II - いずれもゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する架空の兵器。
脚注
関連項目
マーク2(1969年~1977年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/04 08:47 UTC 版)
「トライアンフ・2000/2500」の記事における「マーク2(1969年~1977年)」の解説
2000/2.5PIは1969年にミケロッティ自身のデザインによるマイナーチェンジを受け、翌1970年にデビューする2ドア・スペシャルティカーのスタッグに似たフロントデザインを採用、ダッシュボードも木目パネルが多用された、より英国車らしいデザインに変更された。 マーク2のバリエーションはベーシックな「2000」、2500ccツインキャブレター付「2500TC」、そして燃料噴射の「2500PI」の3種類となった。1975年には2500TCにアルミホイールやサスペンションのロールバーなどPI専用だった装備を追加した「2500S」が追加されて、PIは消滅した。MK2の2000は104,580台、2500TCは32,492台、2500PIは49,742台、2500Sは8164台が生産された。もっともその過程では、当時のBLMC車に共通した品質低下傾向の弊害は免れなかった。 1977年、2000/2500は前年に登場したローバー・SD1に6気筒2300/2600ccエンジン付き廉価版が登場したのと入れ替わりに、2200になっていたローバー・P6と共に消滅した。
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