マンダロア内戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:24 UTC 版)
「スター・ウォーズにおける戦いの一覧」の記事における「マンダロア内戦」の解説
惑星マンダロアを中心とする戦士部族マンダロリアンでは中立と平和主義を提唱する「ニュー・マンダロリアン」が主流派の地位を得ていたが、彼らにはアウター・リムでの暴力的な歴史を食い止めることは不可能であった。戦争勃発から2年後、シス卿であるダース・モールは自身の強大な戦闘能力を背景にしてシャドウ・コレクティブと称する新たな犯罪組織を結成。ニュー・マンダロリアンによる支配を廃し、マンダロアを征服した。しかし、その直後にシャドウ・コレクティブ内で内紛が起きる。シャドウ・コレクティブに参加し、マンダロリアンにおける新たな主流派の地位を確保した「デス・ウォッチ」の頭目プレ・ヴィズラが新しいマンダロリアンの支配者「マンダロア」の座を賭けた決闘をモールに申し込み、ヴィズラを打ち破って斬首したモールはデス・ウォッチを「マンダロリアン・スーパー・コマンドー」として再編する事を宣言したのである。しかし、ヴィズラの副官ボ=カターン・クライズはモールの支配に異を唱え、彼女に賛同したデス・ウォッチ内の一部勢力が反乱を起こし、「ナイト・アウル」として分裂。モールの支配への抵抗として、クライズはモールに捕らわれていたジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービを救出する。そしてケノービがマンダロアを脱出する前に、クライズは共和国の侵攻こそがモールの支配を打ち破ると信じて銀河共和国にマンダロアの現況を伝えるようケノービに要請する。 一方、モールは彼の以前のシス・マスターであるダース・シディアスからの急襲を受け捕縛されていた。しかし、モールはスーパー・コマンドーの協力の元、シディアスの拘束から脱走することに成功する。一方でマンダロリアンのレジスタンスは共和国に現首相のアルメックがシャドウ・コレクティブの傀儡となったことを伝える。ケノービやメイス・ウィンドゥといったジェダイの将軍はマンダロアが独立星系連合の手に落ちることを避けるという点で合意に達し、ケノービとウィンドゥはモールとシャドウ・コレクティブに対して攻撃を開始する。しかし、モールを捕獲することはできず、その存在は依然として大きいものであった。 その後もマンダロア内では民族内での紛争が続いていたが、戦争終結の数日前、ダース・モールがある目的のためにマンダロアの首都を占領したことにより共和国軍による「マンダロア包囲戦」が決行され、共和国は100年以上続いた和平条約を破棄して首都へ侵攻することになる。
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