マイスター/スライダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 14:18 UTC 版)
「ファイブスター物語の登場人物」の記事における「マイスター/スライダー」の解説
MH(GTM)やファティマのマイト(ガーランド)に準ずる専門技師。整備・調整などの運用において高度な技能を有する。MH(GTM)やファティマの専門職だけに限らず、特殊な方面に秀でた者もいる。 レディオス・ソープ 星団歴2700年代から登場した伝説のMHマイスター(GTMスライダー)。星団史をまたいだ年代で複数回確認されており、襲名制と噂される。ふらりと現れては短時間で凄腕の仕事をやってのける、謎の多い正体不明の人物。場違いな服装で怪しまれることが多く、ファナという名の女性パートナーを連れている。ボーダーはつけていない。 プリンチペ・シリーズ・サリアッカー・パナフランシス・シアン バランシェ・ファティマやモラード・ファティマ、並びにフィルモア騎士団やフィルモア・ファティマなど数多くのファティマスーツ・騎士団服を手がけるスーツ・マイスター(デザイナー)であり、ダグラス・カイエンのガールフレンドのうちの一人。カステポー・ヴァキシティでヒューア・フォン・ヒッター子爵という世を忍ぶ仮の姿を纏ったカイエンに引っ付いていた時は気の弱そうな淑女と言った感だったが、年を経る毎に性格がどんどんとオバサン化してしまっている。それでもおしゃべりの多さは昔から変わらず、コマの2/3近くを全て自分の愚痴で埋め尽くすほどのマシンガントークの持ち主。荷物持ち兼お針子としてバランシェ・ファティマのマドリガル・オペレッタとカナハの2体を所有している。 従来の「デカダン・スタイル」が星団法改正により禁じられた際も、その裏を掻いた斬新な「プラスチック・スタイル」を発表、アマテラスやフィルモア王家、ファティマ・マイトらの絶大な支持を受ける(この新たなスタイルに対応すべく、アマテラスの手でMHのファティマ・コクピットが再設計されたほどである)。 もともとはモーターヘッドの装甲素材の研究者で、MHの音を聞いただけでそのMHの装甲バランスや状態を一瞬で解析してしまう。MHマイスターではないが、それに類する能力を持ち、それをファティマ・スーツの開発に当てている。 その名声故に、渡航の自由などファティマ・マイトに匹敵する処遇を受けており、カイエンの他、慧茄・ダイ・グ・フィルモアやミマス・サオリレナといったVIP、マギー・コーター、プリズム・コークスらマイトたちと交友範囲は広い。3030年にはカイエン死すの報を受けて「少しでも早く、少しでもあいつの死んだ場所の近くで泣いてあげたい」という理由で戦時中のハスハに入る。 カステポーの騎士公社でヨーンとパルスェットに声をかけ、ファティマスーツをロクに持っていない二人の状況を見かねてパルスェットに予備の「ダブル・アライメントスーツ」を、さらに手袋から何者かを悟り、ヨーンにも装甲入り戦闘服を進呈する。
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