マイコンとは? わかりやすく解説

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マイ‐コン


マイコン

別名:マイクロコンピュータ
【英】microcomputer

マイコンとは、CPUメモリ1つLSIチップ集積した回路のことである。

マイコンとは元々「マイクロコンピュータ」の略称で、文字通り、超小型コンピュータ意味するのものだった。「パソコン」の用語が広まる以前は、個人レベル使用するコンピュータシステム指してマイコンと呼んでいた。ここから派生して、マイコンに「マイコンピュータ」(my computer)という意味が付け加えられた。

また、最近では家電製品などの制御用いられる組み込み小型コンピュータをマイコンと呼ぶこともある。この場合マイクロコンピュータとともにマイクロコントローラの意味含まれている。

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コンピュータ:  コンピュータ  クライアント  マイクロATX  マイコン  ノイマン型コンピュータ  PC  PC/AT互換機

マイコン

名前 Maicon

マイコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 01:00 UTC 版)

マイコン

コンピュータ関係の略語
  • マイクロコンピュータ - もともと大型コンピュータやミニコンよりも小さなコンピュータという意味を込めた概念・呼称で、現在パーソナルコンピュータと呼ばれているものの1970年代後半ころの形態。ただしマイクロコンピュータをマイコンと略すのは日本でしか通じない表現であり、英語では通じない。英語では略さずそのまま「マイクロコンピュータ microcomputer」と呼ぶ。
  • 月刊マイコン - 電波新聞社が1977年にマイクロコンピュータ雑誌として創刊した雑誌で、しばらくするうちにパソコン雑誌となり、1995年4月に廃刊となったもの。兄弟誌として『マイコンBASICマガジン』などがあった。
  • マイクロコントローラ(MCU) - の和製の略語。マイクロプロセッサに実装されたコントローラ(制御装置)であり、CPUだけでなく主メモリやI/Oも内蔵し、このプロセッサ単体だけでコンピュータシステムとして機能し、主に組み込みシステムに使われる。少なくとも2000年代以降に日本の技術者が「マイコン」と言う場合こちらを指すことが一般的。ただし、いずれにせよ略語で「マイコン」というのは和製英語であり、英語話者相手ならMCU(エム・シー・ユー:Micro Controller Unit)と略さないと通じない[2]
人物名
その他

脚注

  1. ^ 日本人は、1970年代や80年代は、「個人用の」という意味で「マイ○○」という和製英語を頻繁に使った。たとえば英語でprivately owned car(個人所有の車)と呼ぶものを、日本では1960年代から和製英語で「マイカー」と呼んだ。[1]

出典

  1. ^ 安田寿明『マイ・コンピュータ入門―コンピュータはあなたにもつくれる』講談社〈ブルーバックス〉、1977年。  - 個人用のコンピュータという意味の和製英語。 安田寿明『マイ・コンピュータをつくる―組み立てのテクニック』講談社〈ブルーバックス〉、1977年。 
    安田寿明『マイコンピュータをつかう―周辺機器と活用の実際』講談社〈ブルーバックス〉、1978年。 
  2. ^ 他にはパーソナルコンピューターの略を、日本ではパソコンというが英語圏ではPC(Personal Computer)と略しないと通じない。
  3. ^ [2]

マイコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 09:26 UTC 版)

UFO -A day in the life-」の記事における「マイコン」の解説

103号室機械部屋作り変え一日中PCの前から離れない青年

※この「マイコン」の解説は、「UFO -A day in the life-」の解説の一部です。
「マイコン」を含む「UFO -A day in the life-」の記事については、「UFO -A day in the life-」の概要を参照ください。

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