ポールミル【ポールミル】(観賞樹)
登録番号 | 第6678号 | |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ポールミル よみ:ポールミル | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 7月 20日 | |
品種登録者の名称 | 麒麟麦酒株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区新川二丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | モーゲンス N.オールセン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は房咲き(6輪咲き以上),花は濃赤色で半剣弁,カップ咲き,微香の小輪となる切り花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高はやや矮性である。開花枝の太さは太,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は赤紫,数は幹の部分及び花枝の基部は多,中央部はかなり少ない,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さは普通,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は橙混色,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は有,葉肉の厚さは普通,硬さはやや硬である。花房の形は房咲き(6輪咲き以上),蕾の形は球形である。花形はカップ咲き,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側及び裏側の色は濃赤(JHS カラーチャート0408)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さは普通,硬さはやや硬,数は30~34枚である。花の香りは微香,開花時期はやや晩咲きである。 「ケイヌウミ」と比較して,幹の部分及び花枝の基部のとげの数が多いこと,花弁表側及び裏側の色が濃赤であること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に育成者の温室(デンマーク王国)において,無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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