ポーランド人社会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 10:12 UTC 版)
「ニューブリテン (コネチカット州)」の記事における「ポーランド人社会」の解説
ニューブリテンはコネチカット州でも最大のポーランド系住民が居り、1930年には人口の4分の1がポーランド系だった。市内のブロード通り地区は「リトル・ポーランド」とも呼ばれ、1890年以来かなりの数の企業や家族がいる。2008年9月23日、ポローニャ事業協会の推薦により、市政委員会は全会一致でブロード通り地区を「リトル・ポーランド」と公式に指定する決議を通した。近年、ポーランド人社会は文化的にも経済的にも再活性化されている。ポーランド語新聞が3紙あり、テレビ局や多くの企業と公的機関はバイリンガルである。リトル・ポーランドにある郵便支局は、国内でもただ1つポーランド語でポストと書かれている場所である。毎年4月最終日曜日にはリトル・ポーランド祭が開催されている。 ポーランド地区を訪れた著名人としては、リチャード・ニクソン大統領や、1987年7月8日のロナルド・レーガン大統領がいた。1969年、当時は枢機卿で後に教皇ヨハネ・パウロ2世となったカロル・ユゼフ・ヴォイティワがセイクレッドハート教会でミサを行った。2007年にその栄誉を称えて彫像が建立された。「ボストン・グローブ」から「都市のポーランド人中心」と呼ばれたリトル・ポーランドは駐米ポーランド大使ライスザード・シュネプフの関心を惹き、アメリカ合衆国上院議員クリス・マーフィとリチャード・ブルメンソール、下院議員のエリザベス・エスティ、さらにポーランド・セジュムのメンバー数人と共に地域を回った。
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