ポンチョ電気バスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ポンチョ電気バスの意味・解説 

ポンチョ電気バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:13 UTC 版)

日野・ポンチョ」の記事における「ポンチョ電気バス」の解説

ポンチョ電気バス 1号車SDG-HX9JLBE改 西東京バス/羽村市はむらん 2012年平成24年3月コミュニティバス向けの電気バス仕様HINO PONCHO LOW-FLOOR ELECTRIC COMMUNITY BUS」が開発された。型式はSDG-HX9JLBE改であり、1号車東京都羽村市2号車東京都墨田区納入された。 ポンチョ改造した電気バスは、早稲田大学東京R&Dなどにより改造されコンバートEV港区コミュニティバスちぃばす」では東芝二次電池搭載した電気バス実証運行が行われた)として以前から存在するが、羽村市墨田区納入され電気バスは、日野自動車により開発されメーカー純正電気バスである。 同年3月10日1号車羽村市コミュニティバス「はむらん」運行開始した。これが全国初の電気バスによる定期運行となる。羽村市で初導入となったのは、市内日野自動車羽村工場所在するお膝元」であるため。西東京バスB21251号車で、青梅営業所運行受託する。 続いて同年3月20日には、2号車墨田区内循環バス「すみだ百景 すみりんちゃん」で運行開始した。京成バス1401号車で、奥戸営業所運行受託する。 翌2013年3月30日には、小松バスが「宇宙バスこまち☆」としてポンチョ電気バスを導入内装宇宙船モチーフとした斬新なものとなっている。サイエンスヒルズこまつ小松駅 - 小松空港石川県立航空プラザ間で運行一部安宅住吉神社発着)。「はむらん」「すみりんちゃん」と同型式である。石川県小松市にはジェイ・バス本社および小松工場(旧:日野車体工業)がある。 電気バス販売実績の多いロングボディで開発され車両はいずれ2ドアのロングボディとなっている。羽村市はむらん」では電気バス除きショートボディの車両採用しているため、他の車両乗降方式合わせて中扉閉め切り扱いとしている。 バッテリー小型のものを搭載し短距離走行して高頻度充電することを前提として開発されており、満充電時の航続距離30 km短く設定されている。パワートレインは、米国UQMテクノロジーズ社製200 kWモーターと、IHIリチウムイオンバッテリー30 kWh)が組み合わされる。 車両価格は約8,000万円と非常に高額である。日野自動車によると、その費用大半パワートレイン占め中でもバッテリー割合大きいという。路線バスとして実用的なレベルまで航続距離伸ばすためには、理想バッテリー性能10程度必要だが、現状では市場にそれを満たすものが存在しないという。実際運行のためにはそのほかに充電設備設置費用などがかかることになる。 このポンチョ電気バスは、公益社団法人自動車技術会から「日本の自動車技術330選」に選定された。 「電気バス#日野・ポンチョ電気バス」も参照 充電中の電気バス西東京バス B21251号車羽村市はむらん」 ポンチョ電気バス 2号車京成バス 1401号車墨田区「すみだ百景 すみりんちゃん

※この「ポンチョ電気バス」の解説は、「日野・ポンチョ」の解説の一部です。
「ポンチョ電気バス」を含む「日野・ポンチョ」の記事については、「日野・ポンチョ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ポンチョ電気バス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポンチョ電気バス」の関連用語

ポンチョ電気バスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポンチョ電気バスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日野・ポンチョ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS