ボストン・ラテン劇団
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「ボストン・ラテン・スクール」の記事における「ボストン・ラテン劇団」の解説
ボストン・ラテン劇団は、春のミュージカルを含め学校年1年間に3ないし4の劇を制作している。伝統的にマサチューセッツ州高校演劇組合フェスティバルに1幕物の劇を出してもいる。2007年にはジョーダン・ハリソンの『キッド・シンプル:実物のラジオ劇』を出してフェスティバルの準決勝まで進出し、演技、照明デザイン、および音響デザインで表彰された。2004年にはジョン・ケルビンの「システムに対するぼんやりと認識された脅威』で生徒の監督が監督賞を受賞した。その他フェスティバルへの出品作はトリスティグ・スカイラーの『月光の部屋」(2006年)、クレイグ・ルーカスの『無鉄砲』(2005年)、A・R・ガーニーの『食堂』(2003年)、ジャン=クロード・ヴァン・イタリーの『テレビ』(2002年)および『インタビュー』(2001年)、エレーヌ・メイの『適応』(2000年)、スティーヴ・マーティンの『WASP』(1999年)、ピーター・シャッファーの『ブラックコメディー』(1998年)および『夢想家』(1997年)があった。 2008年冬には『傾いた天使』を制作し、個人と団としての演技の他に音響、メークアップおよび照明デザインと多数の賞を得た。この劇はマサチューセッツ州高校演劇組合から2008年ニューイングランド演劇祭へのマサチューセッツ州代表の一つにも選ばれ、ボストン・ラテン・スクールとしてはそこまで進出した初の快挙になった。2008年春、この劇団は『秘密の庭園』を制作した。2009年、マサチューセッツ州高校演劇組合のために『暗い劇、あるいは少年達の物語』を制作した。現在劇団卒業生にはハーバード・カレッジ、エマーソン大学、ニューヨーク大学のティッシュ芸術学校、ノースウェスタン大学(Northwestern University)、ボストンカレッジ、ボストン大学および南カリフォルニア大学の演劇学校で学ぶ者がいる。さらに校内には生徒が創設し生徒が運営する即興劇集団、イェローサブマリン・インプロブ一座があり、オーディション無しでどの生徒でも参加できる慣習で知られている。1999年にジョシュ・マイケル、マイケル・ゲーラおよびジャック・フェリスの3人の生徒が設立した。
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