ホワイトハイジ1【ホワイトハイジ1】(草花類)
登録番号 | 第13496号 | |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | ホワイトハイジ1 よみ:ホワイトハイジ1 | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社スカイブルーセト | |
品種登録者の住所 | 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪11260-215番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 瀬戸堯穂 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ハイジ」から選抜した白花系統を母系とし、エゾリンドウの白花系統を父系とする交雑品種であり、花は内面上部が黄白色、中部が淡黄緑色、外面が黄白色で、切花向きの中生種である。 植物体の形状は直立性、草丈は120~159㎝である。茎の直径は3.0~4.9㎜、横断面の形状は円形、上部の色は淡緑、着色程度はやや多、下部の色は淡緑、着色程度は少である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0~9.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は披針形、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色は淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は20~29である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9㎝、直径は1.2~1.5㎝、先端の直径は2.0~2.4㎝、転回はやや外反転、花冠内面上部の色は黄白(JHS カラーチャート2502)、中部の色は淡黄緑(同3303)、外面の色は黄白(同3302)、内面上部の斑点は中、内面中部の斑点は無、外面の斑点は多、外面の縞模様の有無は有、色は緑である。花冠裂片の長さは10~11㎜、幅は8~9㎜、形状はⅢ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は中で、育成地(長野県上伊那郡箕輪町)では8月中~下旬である。 「ホワイトハイジ」と比較して、茎当たりの総花数が少ないこと等で、「ホワイトベル2号晩生」と比較して、茎上部の着色が多いこと、茎当たりの総花数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「ハイジ」から選抜した白花系統を母系とし、エゾリンドウの白花系統 を父系とする交雑品種であり、平成8年から出願者のほ場(長野県上伊那郡箕輪町)に おいて交配組合せ検定試験を実施し、14年に目標とする特性であることを確認して育成 を完了したものである。 なお、出願時の名称は「ハイジホワイト」であった。 |
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