ベーリング (競走馬)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 15:31 UTC 版)
ベーリング | |
---|---|
欧字表記 | Bering |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1983年3月20日 |
死没 | 2011年12月16日(28歳没) |
父 | Arctic Tern |
母 | Beaune |
母の父 | Lyphard |
生国 | ![]() |
生産者 | アレック・ヘッド夫妻[1] |
馬主 | アレック・ヘッド |
調教師 | クリケット・ヘッド[1](フランス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 7戦5勝 |
獲得賞金 | 407万2450フラン |
ベーリング (Bering) はイギリス生まれの競走馬および種牡馬である。
経歴
2歳時の1985年に競走馬デビューし、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。
3歳となった1986年はまずノアイユ賞 (G2) で重賞初勝利を挙げると、続くオカール賞 (G2) とジョッケクルブ賞 (G1) も制した。ジョッケクルブ賞の勝ちタイムはレースレコードとなる2分24秒1だった。その後休養をはさみ、秋の初戦となったニエル賞 (G3) を制して連勝を5まで伸ばしたが、次の凱旋門賞 (G1) ではダンシングブレーヴに1馬身半差で敗れて2着となり、この競走を最後に競走馬を引退した。
1987年からアメリカ・ケンタッキー州で[1]種牡馬となり、2009年まで種牡馬として活動した[1]。種牡馬引退後2011年に死亡[1]するまでドーヴィルのケスネー牧場で繋養されていた[1]。
主な産駒
種牡馬としても産駒が活躍し、ペニカンプやアメリカンポストといったG1優勝馬を輩出した。ペニカンプやアメリカンポストは種牡馬入りを果たし、サイアーを繋げている。日本においては、持込馬のケープリズバーンが1999年にTCK女王盃を制している。
- 1988年産
- Peter Davies / ピーターデイヴィス(レーシングポストトロフィー)
- Steamer Duck / スチーマーダック(グランクリテリウム)
- 1992年産
- Matiara / マティアラ(プール・デッセ・デ・プーリッシュ[1])
- Pennekamp / ペニカンプ(サラマンドル賞、デューハーストステークス、2000ギニーステークス、[1]種牡馬)
- 1995年産
- 2001年産
- American Post / アメリカンポスト(ジャン・リュック・ラガルデール賞、レーシングポストトロフィー、プール・デッセ・デ・プーラン[1]、種牡馬)
母の父としてのおもな産駒
- 1997年産
- Special Ring / スペシャルリング(2003年~2004年エディリードH)
- 2001年産
- Torrestrella / トーレストレラ(2004年プール・デッセ・デ・プーリッシュ)
- 2002年産
- 2004年産
- 2006年産
- Harbinger / ハービンジャー[1](2010年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス)
- 2008年産
- 2010年産
- Morandi / モランディ(2012年クリテリウムドサンクルー)
- 2014年産
- 2020年産
- Little Big Bear / リトルビッグベアー(2022年フェニックスステークス)
- 2022年産
- Whistlejacket / ホイッスルジャケット(2024年モルニ賞)
血統表
ベーリングの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ネイティヴダンサー系 |
[§ 2] | ||
父
Arctic Tern 1973 栗毛 |
父の父
Sea-Bird1962 栗毛 |
Dan Cupid | Native Dancer | |
Vixenette | ||||
Sicalade | Sicambre | |||
Marmelade | ||||
父の母
Bubbling Beauty1961 栗毛 |
Hasty Road | Roman | ||
Traffic Court | ||||
Almahmoud | Mahmoud | |||
Arbitrator | ||||
母
Beaune 1974 栗毛 |
Lyphard 1969 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctick | |
Natalma | ||||
Goofed | Court Martial | |||
Barra | ||||
母の母
Barbra1969 黒鹿毛 |
Le Fabuleux | Wild Risk | ||
Anguar | ||||
Biobelle | Cernobbio | |||
La Beloli | ||||
母系(F-No.) | (FN:7-f) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Almahmoud 3×5=15.63%、Native Dancer 4×5=9.38%、Prince Bio 5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
脚注
外部リンク
「ベーリング (競走馬)」の例文・使い方・用例・文例
- アメリカ先住民の祖先は、ベーリング海峡を経由してアジアから大陸へ渡った。
- アメリカンインディアンの祖先は、ベーリング海峡を経由してアジアから米大陸へ渡った。
- ベーリング海峡.
- 当時はベーリング海峡はまだ陸続きになっていた.
- 以前は、ベーリング海のアジア沿岸近くで見つかった絶滅した大型海牛目の哺乳動物
- ベーリング海と北太平洋のセイウチ
- 北極圏のすぐ下のベーリング海に西向きに突出する西アラスカの半島
- ベーリング海と北極海をつなぐ海峡
- 北西部アラスカからベーリング海峡をまたいだ北東部シベリアの半島
- ベーリング海峡のちょうど北の北極海の一部
- 中部アラスカを通してユーコン準州からベーリング海へと西へ流れる北アメリカの川
- デンマーク人の探検家で、ロシア人のために北太平洋を探検し、ベーリング海峡を発見した(1681年−1741年)
- ベーリング海から発し,千島,北海道,本州東岸を南下する寒流
- ベーリング海という海域
- ベーリング海峡という海峡
- おもに,ベーリング海で魚の数が減少していることで,漁獲量が減っているのだ。
- ベーリング海峡あたりの海が引いて,アジアの人々は陸橋を歩いて北米へ渡ったと言われています。
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