ベニヒバリ【ベニヒバリ】(野菜)
登録番号 | 第4474号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 27日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | ベニヒバリ よみ:ベニヒバリ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 28日 | |
品種登録者の名称 | 東洋製罐株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮崎正則 佐藤宏 奥正和 後藤隆子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「アメリカ」に「宝交早生」を交配して得られた実生個体から選抜された品種で,果肉色が鮮紅,果心の色が淡赤,果実の光沢が良く,へた離れの難易がかなり易の加工用品種である。 草姿は開張性,草勢はやや弱,草丈はやや低,分げつの多少及びランナー数は中である。葉色は濃緑,葉の形状は平面,葉数及び葉柄の太さは中,果皮の色は鮮赤,果形は円錘,果実の大きさはかなり小,果肉色は鮮紅,果心の色は淡赤,果実の光沢は良,果実の空洞は極小である。花の大きさはやや小,花弁の色は白,花房当たり花数は多,花柄の太さはやや細,果実の硬さ中,無種子帯は少,そう果の落ち込みは落ち込み小,そう果数は密,へた離れの難易はかなり易,果実の香りはやや多である。季性は一季成,開花始期はやや晩,成熟期はやや晩,開花位置は葉と同水準,休眠性は長,可溶性固形物含量は高,酸度はやや高,日持ちは長,輸送性は中である。 「アメリカ」と比較して,果肉色が鮮紅であること,果実の光沢が良いこと,果実の空洞が極小であること,果実の硬さが硬いこと,日持ちが長いこと等で,「宝交早生」と比較して,果実の大きさが小さいこと,果実の硬さが硬いこと,へた離れの難易が易であること,日持ちが長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の研究農場(兵庫県川西市)において,昭和59年に「アメリカ」に「宝交早生」を交配し,その実生個体を60年より選抜を重ねながら増殖を行い,平成4年に目標とする特性を有しているのを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「東食2号」であった。 |
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