モリヒバリとは? わかりやすく解説

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森雲雀

読み方:モリヒバリ(morihibari)

ヒバリ科渡り鳥

学名 Lullula arborea


モリヒバリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/25 12:08 UTC 版)

モリヒバリ
モリヒバリ Woodlark
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒバリ科 Alaudidae
: モリヒバリ属 Lullula
: モリヒバリ L. arborea
(Kaup, 1829)
学名
Lullula arborea
(Linnaeus, 1758)
和名
モリヒバリ
英名
Woodlark
Lullula arborea

モリヒバリ: Woodlark)はモリヒバリ属に分類される唯一の鳥である。

分布

中東から北アフリカの山岳地帯にかけて、ヨーロッパ全域に生息する。西ヨーロッパに特に多く生息し、東に住むものは渡り鳥で、南方に移動して越冬する。中央~西に住む鳥も南へ渡ることがある。

形態

全長約13.5cm-15cm。他のヒバリと同様に、主に褐色で下部は色が薄く、地面と区別がつきにくいような擬態をしている。しかし上頸の白い毛はよく目立つ。飛行時には短い尾と短くて幅の広い翼が見える。尾は白いが、他のヒバリと異なり、翼の下部は白い縁取りがされていない。

生態

マツの木や地面など開けた場所、特にヒースで生活する。地面に作るでは一度に6個までのを産む。抱卵はメスが行う。

地面で採食し、営巣期には主に無脊椎動物を食べるが、冬には植物質のものが多くの割合を占めるようになる[1]

人間との関係

英語の属名(Lullula)は高いところから飛ぶ時に発する、その甘く悲しげな鳴き声から付けられた。

脚注

  1. ^ 『世界鳥類大図鑑』、409頁。

参考文献




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