プロレスリング・ノアとの遭遇
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「小川直也」の記事における「プロレスリング・ノアとの遭遇」の解説
2001年4月18日、宿敵だった橋本が率いるプロレスリングZERO-ONEの旗揚げ第2戦(日本武道館)に参戦。メインイベントで三沢とタッグマッチで対戦した(小川、村上vs三沢、力皇猛)。 試合序盤では小川が三沢を挑発するも、三沢はいなし続け、試合中盤で力皇を捕らえている時に三沢がカットに入り、エルボーを食らったのが三沢との初遭遇となった。 食らい慣れていないエルボーの連発に倒れこんだ小川は仕切り直してスタンド状態で三沢と対峙し、ミドルキックをいなされると片足にタックルを仕掛けたが三沢はこれを堪え、がぶる事なく小川の首を上から押さえこみ、主導権を取ろうとグラウンドで動き回る小川に対し的確に背後を取るといったレスリング技術を見せた。対する小川は三沢の足を取りながら立ち上がり、がぶろうとする三沢を大腰でマットに投げ返すとそのまま押さえ込みつつマウントを奪う。小川のパンチを上から浴びせられる三沢はガードを固めマウントからは自力で脱出できないが、力皇が小川の背後から大相撲仕込みの突進を見舞いカット。試合はその後、場外へ落ちた小川を力皇が追い、二人が争ってる最中にリング上で村上が三沢のバックドロップ気味のジャーマン3連発を食らってフォール負けを喫する。三沢との初対決は力皇を捕らえている時に三沢がカットに入り、小川がエルボーを食らったのはこれが初遭遇。食らい慣れていないエルボーに村上も同様であったが、一撃で膝をつき暫く動きが止まってしまう。立ち直った小川はスタンド状態から三沢に挑みミドルキックをいなされると片足にタックルを仕掛けた。三沢はこれを制し、がぶる事なく小川の首を上から押さえこみ、主導権を取ろうとグラウンドで動き回る小川に対し、的確に背後に取るといったレスリング技術を見せつけた。短い時間ながら組み付いた状態での両者の巧みな攻防の末、ようやく小川が大腰で三沢を投げる事に成功し、マウントを奪った。小川のパンチを上から浴びせらる三沢はガードに徹しマウントからは自力で脱出しようとせず、タッグマッチということを活かし力皇にカットさせるといった、プロレスラーとしての一日の長を見せた。試合はその後、カットされ場外へ逃げた小川を力皇が追い、二人が争ってる最中にリング上で村上が三沢のバックドロップ気味のジャーマンを受け身を取ることが出来ず、そのまま3連発を食らって完璧なフォール負けを喫する。 当然、暴れ足りない小川はゴングが鳴った後、リングに上がり三沢に殴りかかった。小川に対し反撃をしない三沢だったが、ノアの選手が上がってきて小川は袋叩きにされ、橋本らもリングに上ってきたが力皇らに押さえ込められ、挙句にはノア陣営全員で勝ち名乗りをされ圧倒されてしまう。これに小川はマイクを取り、「三沢、数さえ揃えば勝てると思ってるんじゃねえぞこの野郎!」とマイクを投げつけたが、解説の馳浩と吉田秀彦に「負け惜しみですね」「小川は悔しくて眠れないでしょうね」と言われてしまった。
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