プロスポーツとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 05:36 UTC 版)
「チアリーダー」の記事における「プロスポーツとの関係」の解説
サッカーJリーグでは、球団専属の公式チアリーディングチームとして札幌のコンサドールズ、仙台のベガルタチアリーダーズ、千葉のジェット・スフィーン、横浜FMのトリコロールマーメイズ、カターレ富山のLeap-Blue(リープ ブルー)、清水のORANGE WAVE、G大阪のガンバ大阪チアダンスチーム、徳島のBLUE SPIRIT、鳥栖のサガンティーナがあり、Jリーグ球団以外のチームのチアも掛け持つ川崎のフロンタールズ、新潟のアルビレックスチアリーダーズがある。これらの他にもキッズのチアリーディングチームが公式に活動している球団もある。 プロ野球 (NPB) 12球団中、広島を除く11球団にチアリーディングチームがある(参照)。北海道日本ハムファイターズのチアリーダー「ファイターズガール」に2004年(札幌移転初年度)、当時地元放送局・北海道放送のアナウンサーだった邑田みさきが、また2005年に新規加盟を果たした東北楽天ゴールデンイーグルスのオフィシャルチアリーダーに地元在住の44歳(オーディション開催時)の主婦がそれぞれ合格し話題を集めた。 プロバスケットボールbjリーグでは、2007-08シーズンよりチアリーダーを対象とした「ベストパフォーマンス賞」が設けられ、初代ベストパフォーマンス賞には埼玉ブロンコスのブロンコスチアリーダーズ&PONYS GREENが輝いた。ブロンコスチアリーダーズには地元出身の舞台女優である新田千尋が所属している。 北米メジャースポーツのひとつメジャーリーグベースボールは、NFL・NBAに比べてチアリーディング応援は定着していないが、近年はマイアミ・マーリンズなどチアリーダーを結成する球団も現れている。 また、ヨーロッパではドイツサッカー・ブンデスリーガでチアリーダーを持つクラブが存在する。 NFLのオークランド・レイダースのチアリーダーが起こした訴訟によると、拘束時間が長い割に報酬は低額であり、時給換算すると5ドルに満たず、ユニフォームや小道具、化粧、美容院などの代金はすべて自腹となっている。 2017年、アメリカ合衆国を中心に、#MeToo運動によりセクシャルハラスメントの告発が相次ぐと、フットボールやバスケットボールチームのチアリーディング関係者からも内部告発などが行われた。NFLのニューオーリンズ・セインツとマイアミ・ドルフィンズの元チアリーダーらが、チームなどを相手取り、差別的な扱いを受けたとして訴訟を起こしたほか、2018年5月には、ワシントン・レッドスキンズのチアリーダーらが、リゾート地での写真撮影や男性のエスコートを行っていたことが報道された。こうした流れの中で、同月、NBAのサンアントニオ・スパーズは、チアリーディングチームを解散させ、新たに男女混合エンターテインメント集団を起用する方針を発表している。
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