ブルーノZB Vz.37重機関銃の登場とは? わかりやすく解説

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ブルーノZB Vz.37重機関銃の登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 09:13 UTC 版)

ブルーノVz.37重機関銃」の記事における「ブルーノZB Vz.37重機関銃の登場」の解説

シュワルツローゼは、特に生産後期型では機関部故障などは少なく当時としては比較優秀な重機関銃であったが、水冷式のため重く機動性欠け冷却水確保運搬扱いづらさを増していた。そこで、陸軍1930年重量軽減主眼とする仕様策定し1932年のZB50、1933年のZB52の試作経て1935年にZB53が完成1937年にZB53はブルーノZB Vz.37重機関銃として制式採用された。 原型は、当時ブルノ兵器廠銃技であったホレック兄弟ヴァーツラフ&エマニエル)により設計された。弾薬には7.92x57mmモーゼル弾使用し、給弾方式にはメタルリンクのベルト式(100連または200連)を採用した。 給弾は銃の右側ら行う。ガス圧作動方式銃身冷却機構には空冷式採用している。機関部はシュワルツローゼに比べて簡略化され、長期間使用して故障少なかった銃身簡単に交換できるように改良され機関部緩速装着により銃の外部から発射速度500発/分と700発/分の2段階に変更が可能であったまた、銃架には三脚型使用し対空射撃使用することも可能であった大日本帝国九二式重機関銃ソビエト連邦のゴリューノフSG43と並ぶ近代戦対応型の極めて攻撃的性格の強い重機関銃であるが、これらと同様、汎用機関銃GPMG)であるMG34/MG42の前に少々陳腐の感は否めない

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