ブックエンド
ブックエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/29 11:00 UTC 版)


ブックエンド(英:bookend)は、立て並べた書物の両側または片側にあてがって、書物が倒れるのを防ぐもの[1]。本立て、本立(読みは「ほんたて」)とも。日本では(和製英語的に)「ブックスタンド」とも呼ばれることがあるが、英語圏でブックスタンドという場合、日本で言うところの書見台、及びブックスタンダーを指す。
概要
ブックエンドは、立てられた本の列の終わりに置くことで、本を立てておいたままの状態で保つために設計された道具である。ブックエンド無しでは、特に薄い本などは斜めに倒れてしまう。初めから本を横にして置いておけば倒れることは防げるものの、それでは下の方にある本が取り出しにくいため、本を立てておく必要があり、それでブックエンドが必要とされるのである。
本棚の中、机の上等々で用いられる。図書館、出版業者、一般家庭などで広く用いられている道具である。
材質・構造としては、金属製の薄い板を型抜きし、L字形または逆T字形(⊥の形)に加工したものが一般的である。本自体の重みによって、本が横に倒れるのを防ぐ仕組みとなっている。このほか、書架の棚板の下面に固定して、棚板にぶら下げるタイプのブックエンドも存在する。こちらは金属製の棒をU字形に曲げた形になっている。
歴史
鋼の一枚板で作られた単純な金属製のブックエンドは、(日本国外では)1870年代には特許が取られている。20世紀には、米国の図書館用品会社の DEMCO社 がブックエンドを現代化するために工業デザイナーのブルックス・スティーブンスのサービスを用いた。DEMCO社を含む図書館用品会社は1950年代 - 1960年代に新しいプラスチックの利用を試み、それによって使える色が広がった。
装飾
ブックエンドはインテリア(室内装飾品)の要素となりうる。インテリアとして人気のあるブックエンドは、ブロンズ製、大理石製、木製などである。中には大きな晶洞でできているものさえある。
出典
- ^ 広辞苑 第五版「ブックエンド」
関連項目
ブック・エンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 10:08 UTC 版)
ブッカー・TがWCW時代にフィニッシャーとしていた技。WWE移籍後の対WCW・ECW連合の抗争時に、抗争相手であったロックのロック・ボトムとどちらがオリジナル技かを争うストーリーラインが組まれた(結果はブッカーの敗北)。ロック・ボトムとほぼ同じ技であるが、自分の両膝をマットへ着くようにして相手をマットへ叩きつける点が異なる。またロック・ボトムにはあまりない点として、自分がロープに振られて待ち構えている相手にクローズラインのような形で走り込み、カウンターでこの技を使うことがある。WWE時代は前述の抗争期間以外はあまり使われなかった。
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