フローティングフレームディレクターシステムとは? わかりやすく解説

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フローティングフレームディレクター(FFD)システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 04:11 UTC 版)

Littlewitch」の記事における「フローティングフレームディレクター(FFDシステム」の解説

同社登録商標。その名の通り浮き上がるようにCG吹き出し現れるLittlewitch独自のシステムである。ただし、正確にFFDとはCG吹き出しなどの各要素動き個別管理実行させるためのシステム指し前述のような演出方法のみを指す名称ではない点には注意すべきである。以下の記述では便宜的に管理システムFFDシステム演出方法FFD標記する。 FFD漫画のように多種多様な吹き出しエフェクト、さらにCGまでもが画面内に現れては消え動き回る演出により従来アドベンチャーゲーム越えた多彩な表現を可能としている。このシステム各要素動き出現消滅移動回転etc)を任意のタイミング実行させることで各場面演出している(Microsoft PowerPointアニメーション設定想像する理解しやすい)。同社サイトでは「『動く漫画』と評される」とある。このFFD加えゲームごとの世界観合わせ洗練されたグラフィカルユーザーインターフェース特徴一つである。その一方でFFDにかかるコストとして、シナリオの中では特別重要でないイベント含めてほぼ全ての場面専用CG用意する必要があり、そのため一般的なアドベンチャーゲーム比べて非常に大量原画が必要となる。また、各要素動き一つずつ個別設定していく必要があり、演出全体の流れ整合性をとる必要もあるため多く人手がかかる。 『少女魔法学リトルウィッチロマネスク』ではアドベンチャーパートでは一部イベント除き立ち絵吹き出し一部ウィンドウ)になり、『ロンド・リーフレット以降立ち絵会話ウィンドウといった、恋愛シミュレーションゲームではごく一般的に見られる形式になっている。その代替として、キャラクター感情表現場面演出などは立ち絵などを小さく動かすことによって表現している(キャラクターがうなずく時は上下一度揺らす、等)。FFDLittlewitchにおける象徴的な演出方法ではあるが、これをあえて除いたことによって作品長尺化が叶えられたことや、アダルトゲームとしては破格であった開発費前述通り、スクリプタの人件費)を大幅に削減できたことが語られている。 ただし、『ロンド・リーフレット以降FFDシステム自体ベースシステムとして変わらず使用されており、Littlewitchにおける根幹システムであることに変わりはない。

※この「フローティングフレームディレクター(FFD)システム」の解説は、「Littlewitch」の解説の一部です。
「フローティングフレームディレクター(FFD)システム」を含む「Littlewitch」の記事については、「Littlewitch」の概要を参照ください。

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