フレグランスハルミ【フレグランスハルミ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7978号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | フレグランスハルミ よみ:フレグランスハルミ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 4月 1日 | |
品種登録者の名称 | 越智茂登一 | |
品種登録者の住所 | 愛媛県今治市孫兵衛作甲206番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 越智茂登一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,はるかんらん「一条ノ誉」に「ヒロシマローラ‘ルビーハート’」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが黄白の地色に濃紅色の条線が入り,リップは長三角形で淡黄の地色に濃紫赤色の斑点が入るかなり小型種である。草型の大きさはかなり小,草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60㎜,長径は21~30㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は鋭先形,頂点の角度は45~60度,先端の角度は30~60度,葉の長さは45~75㎝,幅は11~20㎜,葉色は緑,葉数は7~9枚である。一花茎の花数は6~10,花茎の太さは3.1~6.0㎜,長さは30~50㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え平咲き,花の横径は61~ 80,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は鋭形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形,先端の形は不等鋭形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等鋭形である。リップの正面の形は長三角形,先端の形は鋭形,周縁の反転及び波打ちは中である。全体的な花色は赤系,花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2502)の地色に濃紅(同0108)の条線が入る,リップは淡黄(同2504)の地色に濃紫赤(同9709)の斑点が入る。花の香りは中,開花期は冬である。「フレグランス‘セトジ’」と比較して,リップの正面の形が長三角形であること,セパル及びペタルの地色は黄白で濃紅の条線が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に出願者の元勤務地の温室(栃木県那須郡西那須野町)において,はるかんらん「一条ノ誉」に「ヒロシマローラ‘ルビーハート’」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「フレグランス‘ハルミ’」であった。 |
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